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私にとって晴海ふ頭公園の第一印象は、中央区の中で最も空が広く見える公園。
特に東京湾に面した南側を向くと、中央区とは思えないほど開放感があります。

目線を上げて空を見てみると、上空を行き来する飛行機やヘリコプターが目に入ります。
羽田空港近くの公園で見られる低空飛行の飛行機ほどの迫力ではありませんが、飛行機の撮影も楽しめるスポットです♪
一部見切れてしまいましたが、晴海上空を飛ぶ東京消防庁のヘリコプターも確認できました。

今や解体を待つ晴海客船ターミナルですが、解体される前だからこそ楽しめるユニークな風景があります。
それは、公園内の噴水周辺で目線を下げると見えてきます。
そう、噴水周辺の水たまりに映る逆さ晴海客船ターミナルです！

晴海ふ頭公園が開園し、間近から思う存分晴海客船ターミナルを眺められるようになりました。
解体が始まる前に、今一度この特徴的なターミナルを見に行ってみてはいかがでしょうか？

公園内には、400mのランニング・ウォーキングコースが設けられています。
短いコースではありますが、トラック状になっているので東西南北の異なる風景が楽しめるほか、地面に記された数字で運動した距離が分かるようになっています。

世界的なスポーツの祭典出場選手たちの滞在した場所がすぐそばにあるからこそ、自ずと運動するモチベーションが上がるのでは！？
園内にはお子さま用の遊具もあるので、家族で遊びに行った際にトラックを1周走ってみるのも楽しいかもしれませんね。

感染症の影響で行動制限があった頃、本ブログで「誕生花で巡る中央区」と題したシリーズを更新してきました。
それを機に、中央区内で街行く人の目を楽しませてくれる植物に敏感になったのも事実。
そこで、晴海ふ頭公園にはどのような植物が植えられているのかチェックしてきました。

すると、季節感を演出する「グラスガーデン」なるものを発見！
その他、春・夏・秋と季節の植物が植えられたガーデンなどが設けられており、「秋のボーダーガーデン」では、ススキ類やパンパスグラス、ペニセタム、パニカム、スティパなどのグラス類の草穂の揺らぎと紅葉木の鮮やかさが秋であることを知らせてくれました。
ヘビーメタル、ポニーテールズといった珍しい植物も植えられており、気になったものは樹名板・植物名ラベルにあるQRコードを読み取って花ペディアで手軽に調べられるのが嬉しいです♪

2019年10月の記事「世界をつなぐ晴海ふ頭～HMS Enterprise寄港～ 」でご紹介した通り、海外の客船も多く寄港した晴海客船ターミナル。
お隣の晴海ふ頭公園では、これまでの海外との交流の一部を知ることができます。

こちらの碑には、東京港とニューヨーク・ニュージャージー港の姉妹港提携15周年を記念して1995年に植樹が行われ、この場所に設けられた庭の愛称が「ニューヨーク・ニュージャージー・ガーデン」と命名されたことが記されています。

近くには、チリと日本の修好を記念した碑や掲揚台もあります。
公園内をじっくり散策してみると、これまで知らなかった日本と海外の繋がりが見えてきて面白く、意外とあっという間に時間が経っていました。

さらに、2021年に開催された世界的なスポーツの祭典のレガシーを晴海ふ頭公園の案内板より感じることができます。

今回は、「上を見ても下を見ても楽しめる」、「ランニング・ウォーキングにもぴったり」、「季節の植物が愛でられる」、「海の玄関口でこれまでの海外との交流にふれられる」の4点から晴海ふ頭公園の魅力をご紹介しましたがいかがでしたでしょうか？
皆様が実際に公園を訪れたら、きっと異なる魅力が見つかるはずです。

散歩に、トレーニングに、観光に、リフレッシュに、老若男女問わず楽しめる新スポット・晴海ふ頭公園。
周辺エリアの整備は現在進行中とのことで、今後の晴海エリアの変化から目が離せません！