蛎殻町の松

首都高速道路の「切り株」見られます(その4)

首都高速道路日本橋区間の地下化事業が進んでいます。廃止された江戸橋出入口附近では橋桁が撤去され、橋脚(柱の部分)の撤去作業が進みました。これまで「切り株」のようになっていた橋脚はなくなり、江戸橋付近は一段落といったところでしょうか。もちろん、これは事業の序章に過ぎません。
1日に10万台通過している自動車交通を止めずに、橋や地下埋設物が多数あるところにトンネルを新たに通す大変な工事が2035年まで。そして、ずっと使われてきた膨大な構造物を撤去する工事は長い間かかり、事業の終了は2040年の予定です。その頃私は生きているだろうか。完成を見届けるまで、健康に気をつけて過ごさないといけませんね。
首都高速道路株式会社のホームページには、工事の進捗状況が公表されています。見守って応援しましょう。インフラは、経済活動を支えて市民の生活を守ってくれる生命線です。

(参考記事)
2023年10月25日「首都高速道路の「切り株」見られます(その3)」
2023年9月14日「首都高速道路の「切り株」見られます(その2)」
2023年8月12日「首都高速道路の「切り株」見られます」