桜やよい

中央区立幼稚園食育教室 板良敷信子先生の20年の取り組み
と月島第一幼稚園

築地市場が豊洲に移転した後も、築地場外市場は健在です。これからも「築地ブランド」が中央区で大切な日本食の代表としてその位置を守り続けていかなければとの想いを馳せています。

それには子どもたちへの食育教育も大切です。以前にもご紹介した食育指導士 板良敷信子先生が中央区立幼稚園に20年以上も継続して食育指導に当たられてきた足跡を、あらためてご紹介したいと思います。

幼児から食育教育の必要性を感じ、大人になっても幼児期から食育がわかっていると、たとえ生活習慣病になってしまったとしても薬に頼らずに治せるという信念をおもちです。手芸講師の技を使い、食育グッズを作成し、楽しい食育を展開なさっています。

人気のある食育は子どもたちにとっても楽しそう「また、板良敷先生来てね」コールがおこります。

板良敷先生は個人としては珍しい内閣府から2014年「食育推進ボランティア表彰」をされていらっしゃいます。

2018年に豊海幼稚園食育教室(保護者向け)の時の桜やよいのブログもご覧ください。

お弁当つくりのヒントが盛り沢山に盛り込まれています。

https://tokuhain.chuo-kanko.or.jp/archive/2018/02/post-4836.html

尚、上の写真は中央区立月島第一幼稚園で開催された豊島区立幼稚園(西巣鴨・池袋・南長崎)合同

研修会の様子です。

令和5年2月20日5歳児年長組
人間が生きていくために必要な3色食品群

令和5年2月20日5歳児年長組
人間が生きていくために必要な3色食品群 中央区立幼稚園食育教室 板良敷信子先生の20年の取り組み
と月島第一幼稚園
 中央区立幼稚園食育教室 板良敷信子先生の20年の取り組み
と月島第一幼稚園

もうすぐ幼稚園を修了する年長組の食育教室です。

5大栄養素は食品に含まれている炭水化物・脂質・蛋白質・無機質・ビタミンを言います。

幼児には難しいので、食育の栄養素の働きから3色の食品グループに分けたものを提示します。

【赤】体をつくるもとになる    肉・魚・卵・牛乳・乳製品・豆

【緑】体の調子を整えるもとのなる 野菜・果物・きのこ類

【黄】エネルギーのもとになる   米・パン・めん類・いも類・油・砂糖

3色の食品群と働きを知り、バランスの良い食事をすることを幼児から知ることが大切です。

板良敷先生が3色の食べ物フエルトをマジックテープで貼っていきます。この3色の食べ物は何か、どの色に分類されるかを子どもたちとの掛け合いで、「納豆はなに色かな?」と聞くと勢いよく手が上がります。はい、と当てると「赤色」と正解です。

次に子どもたちも3色の食べ物をバランスよく体にいれていかずに、偏ると病気のもとになることを学んでいきます。

食品群を偏って食べたら、どうなるのでしょうか?

食品群を偏って食べたら、どうなるのでしょうか? 中央区立幼稚園食育教室 板良敷信子先生の20年の取り組み
と月島第一幼稚園

ピアノに置いてある人形をご覧ください。

3色の食べ物をバランスよく食べると元気な子の人形や偏るとどんなことが起こるのかの人形とのやり取りで子どもたちに理解を促します。

赤色が欠けると、体を作る大事な食べ物なので、元気に動けないし、すぐ疲れる。

緑色が欠けると、体の調子を整える食べ物なので、体の調子が悪くなりやすい。

黄色が欠けると、働く力や体力となる食べ物なので、エネルギーが足りなくなる。

子どもたちはもうすっかり、板良敷先生の食育ワールドの世界に取り込まれています。

食べ物は体の中の何処に行くの?

食べ物は体の中の何処に行くの? 中央区立幼稚園食育教室 板良敷信子先生の20年の取り組み
と月島第一幼稚園

口から入って、食べ物は何処に行くのかを「かむかむくん」の体を見ながら学習していきます。

食べ物は『口』から入って、『食道』『胃』「小腸』『大腸』を通って栄養素がいろいろなところに送られていきます。

板良敷先生の指をさしている小腸は子どもの体だと長さは6から8mあります。面積を広げるとテニスコート一面にもなります。と実際に小腸の長さをひもの長さで示し、「こんなにも長いものが体の中に入っているんだ」と実感します。

それが体の外に出ると、おしっこやうんちになることを知らせ、バナナうんちが体が健康な時のうんちで、「コロコロうんち」「ベタベタうんち」は健康じゃないときのうんちだとわかります。

食べ物は何回噛んで食べればいいの?30回噛むことが大切!

食べ物は何回噛んで食べればいいの?30回噛むことが大切! 中央区立幼稚園食育教室 板良敷信子先生の20年の取り組み
と月島第一幼稚園
 中央区立幼稚園食育教室 板良敷信子先生の20年の取り組み
と月島第一幼稚園

板良敷先生の最後のマジックは、30回噛むことが食べ物の消化に繋がることを子どもたちにアプローチします。

古墳時代の卑弥呼の時代は、とても固い食べ物を食べていたので1000回以上嚙んでいたことを伝えます。板良敷先生が持っているプレートです。それから鎌倉時代のプレートも表示します。昨年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」を見ていた子どもたちから「あ、鎌倉知ってる」の声が上がりました。

今の食べ物は昔と違って柔らかいものが多いので、30回噛むことが唾液が出て食べ物を柔らかくして体の中に送ってくれることに話を繋げていきます。

子どもたちの頭には「30回嚙もう」という意識が芽生えます。

子どもたちが興味をもって聞ける話の順序とテンポ・手作りグッズは板良敷先生のお箱です。

全国の保育園・幼稚園・小学校・学童・先生の講習会(保育園・幼稚園・小学校・養護・栄養士)からの講師依頼を受け、飛び回ってらっしゃる板良敷先生は健康そのもので、自ら食育を実践なさっています

中央区とのご縁も20年前、中央保健所での講演がきっかけで、保護者から「区立幼稚園に食育の先生でお呼びしてほしい」との要望があったことから各園に!

毎年月島第一幼稚園には年3回3歳児・4歳児・5歳児対象に板良敷先生が食育教室に来ていただいています。

(板良敷信子様・月島第一幼稚園嶺村法子様より、記事・写真記載の了承済)

 

「ハートに伝える食育教材」板良敷先生の著書です。まだ、ネットからも購入できます。

「ハートに伝える食育教材」板良敷先生の著書です。まだ、ネットからも購入できます。 中央区立幼稚園食育教室 板良敷信子先生の20年の取り組み
と月島第一幼稚園

 

 

築地場外市場のお得情報のお知らせ

["松浦(長崎市)の極み"をたべてみよう!In築地市場」2023/3/3~3/16(木)9:00~14:00「東通り」青空の下で千円市2023/3/25(土)9:00~14:00

基本的に買った食品は店舗付近でお召し上がり願いますが、築地魚河岸 小田原橋棟 3階 屋上広場、休憩所ではお召し上がりできるそうです。是非、月末土曜日の築地を堪能してください。

築地イベント情報

https://www.tsukiji.or.jp/event/