ぴっか

期待高まる「東京建築祭」

今年初これまでにない大規模な建築フェスティバル東京建築祭」が5月25日(土)26日(日)を中心に開かれます。

普段非公開で立ち入ることのできない多くの有名建築の内部を拝見することができます。特に中央区内の建築が多く見学でき中央区ファンの皆様には見逃せないイベントです。例えば三井本館の大金庫と旧社長室の特別見学三越日本橋本店で甲斐みのりさんと「名建築でランチを」日証館、K5、兜町第7平和ビルの特別見学など。まだまだたくさんあります。

特別公開」は申し込み不要・無料です。ガイドはつきませんがすべての「特別公開」建築に無料のオーディオガイドが用意されています。公開建築の見どころ、特徴、歴史背景などを聞くことができます。解説は実行委員長の倉方俊輔先生です。建築史家で大阪市立大学の倉方先生は築地本願寺設計の伊東忠太研究の第一人者です。私は過去にカルチャーセンターで倉方先生の講座を受けていましたが素人の私でもわかりやすく建築や建築家について解説してくださいます。とても楽しみですね。

ガイドツアー」は有料・抽選制・事前申し込みが必要です。魅力的なツアーが目白押しでどれに申し込めばいいか迷います。

私が一番気になっているのは

26日の【Ginza Sony Park】ソニーらしい建て替えを完成前に特別公開

Sony Parkの建て替え中の様子は今しかみることができないので是非見たいし解説を聞きたいですね。東京建築祭だけの特別公開だそうです。

 

実行委員長の倉方先生は2014年に始まり毎年秋に行われている大阪での「生きた建築ミュージアム」(通称 イケフェス)「京都モダン建築祭」「神戸モダン建築祭」にも携わっていらっしゃいます。大阪は街の中に魅力的な近代建築が多く、しかも現役で使われています。古い建築が大事に使われている街だと感じます。イケフェスの日は大勢の方が公式ガイドブックを携えて建築を見学されています。東京でも「東京建築祭」が開かれ多くの人が魅力的な建築を通して街を好きになれることをうれしく思います。

是非、足をお運びください。

 

東京建築祭公式HPこちら

ご参加の際は日時をご確認ください。ガイドツアー抽選の申し込みは4月26日(金)までなので参加したいツアーのある方はお申込みを忘れずに。