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16時に開演した「京橋エドグラン LIVE CROSSING 〜春風に吹かれて〜」。最初はエドグラン理事長 北原敬三さんのご挨拶。続いて、なんでも鑑定団でお馴染みの北原照久さん（敬三さんの弟さん）がナビゲーターとなり演奏がはじまりました。

北原理事長は、帯状疱疹でうまく指が動かないというハンデを抱えながら、途中サプライズ出演で見事な篠笛を披露してくれました。

※写真は左から、岡部洋一さん、北原理事長、ベティ奥島さん。

最初の曲はチック・コリアの「スペイン」。難易度が高いこの曲を完璧に演奏される、井上ゆかりさん、岡部洋一さん、笛吹かなさん。凄すぎる！

井上ゆかりさんは、ジャズピアニストとして年間250本の演奏活動中。ライブスポットを中心に出演を重ね、数多くの有名ミュージシャンと共演されている方です。NHK-BSの音楽番組「素晴らしき音楽仲間」にレギュラーピアニストとして出演されていました。北原照久さんによると「予約の取りにくい超人気azzピアニスト」だそうです。

笛吹かなさんは和楽器の篠笛や尺八でJazzを演奏される貴重なミュージシャン。もちろん和楽器だけでなく、フルートやオカリナ奏者としても天下一品。色々なエアーリード楽器を使い演奏をしています。今回も超絶なテクニックに魅了されまくりました。

さまざまな楽器の音を使い分ける音の職人！と勝手に「たけちゃん」は呼んでいます。岡部さんの演奏を聴くと「打楽器ってこんなにバラエティーがあるの？」と毎回毎回感心してしまいます。一度聴いたら病みつきになる名パーカッショニスト です。

岡部洋一さんは大学在学中にブラジル音楽と出会い、卒業前からプロとしての活動されています。超有名アイドルグループのツアーにも参加されたことがあるようです。

Elenor…光　Shee…妖精 を意味します。「音楽を通じて多くの人達に幸せをお届けできますように」という想いが込められたお名前だそうです。名古屋出身のエレノア シーさん。JAZZ/Pop歌手としてデビューし、現在はジャンルを問わず表情豊かに表現するマルチボーカリストとして東京・東海地方を中心に活躍中です。時に繊細で、時には迫力のある見事なボーカルで場を盛り上げてました。

ベティ奥島さんは、かつて神保町に「ストップ・オーバー」というピアノラウンジを経営していましたが、自らがステージに立つようになったのは、70の齢をすぎてからという方です。2018年には「Betty Sings Smile」をリリースされました。様々な人生経験を持つベティ奥島さんが今回のライブの最後に選んだ曲は「Smile」。ナビゲーターの北原照久さんも「人生で一番大事な事は笑う事」とお話しされてました。

「Smile」はチャップリンが自身の映画「モダン・タイムズ」のために作曲したもの。その後ジョン・ターナー・ジェフリー・パーソンズが歌詞をつけナット・キング・コールが歌ったことでさらに有名になった曲。ベティ奥島さんの「Smile」を聴いて、感動と共に元気をもらいました。

芸能界やJazzミュージシャンに幅広い人脈を持つ北原照久さん。北原さんの巧みなトークもLIVE CROSSINGの魅力です。次回のLIVE CROSSINGはGW中の5月3日（金）、5月4日（土）に開催されます。

京橋エドグラン LA FOLLE JOURNEE TOKYO 2024

◆5月3日（金）15：00～
　ピアニスト：熊本マリさん、スペシャルナビゲーター：北原照久さん

◆5月4日（金）15：00～
　ヴァイオリニスト：高雄敦子さん、ピアニスト：加納裕生野さん