11月28日 中央区観光協会とぽけかる倶楽部の共同企画による「歌舞伎座・木挽町広場の裏側と大道具から見た歌舞伎の世界を学ぶ」に参加しました。9時50分に「歌舞伎稲荷大明神」のところに集合。総勢20名。2班に分かれ1班は歌舞伎座サービス(株)の茂木様、2班は西村様が案内してくれました。午前中は歌舞伎座正面から地下に降り「木挽町広場」のお店を見て回りました。
左から12月2日初日飾りつけのある歌舞伎座正面。隈取の「フェイスパック」。「ひねもす」さんの「開運小槌」。お土産に買いました。
「いろはきんつば」さんの実演、3時のおやつにアツアツのきんつばが出ました。甘さ控えめで美味しかったです。これもお土産として購入。「いろは」の名前はかって歌舞伎座の席順が「いろは」になっていたことから河竹登志夫教授が命名したことや、きんつばにまつわるお話をしていただきました。
上の写真は一本歯の下駄をはいているところ。なかなかバランスを取るのがむつかしい。お試しもできました。
上は「木挽町広場」にある大提灯。高さ2.2mx直径1.9m。5階に上り歌舞伎座ギャラリーを見学。染五郎さん案内のVIDEOで歌舞伎座の裏側を探索。なかなか見られない裏側を見られたのが良かった。
3階の「花籠」(貸し切り)で昼食。総料理長の東海林さんからお弁当の内容説明がありました。江戸時代の弁当を復元したそうです。ただしご飯の量は当時の半分、味付けは江戸時代はもっと濃かったそうです。真ん中上にあるのは定式幕を模したかまぼこで「黒ゴマ、くちなし、ホウレンソウ」で色付けしてあるとのこと。美味しかった。
お弁当のあと「投扇」「けん玉」に挑戦。
簡単なようでこれがなかなか難しい。
当るには当るのだがそれだけでは得点が低く、箱のうえの標的と扇の落ちた関係で高得点が得られるそうです。
みなさん楽しんでおりました。
「けん玉」もみなさん挑戦していました。
ゲーム終了後、歌舞伎座舞台(株)の足立様(右)による舞台装置・大道具の話がありました。
会社は1655年に始まるそうです。
江戸時代の歌舞伎の歴史に出てくる、例の「長谷川勘兵衛」さんが初代です。
左の方が歌舞伎座サービス(株)の茂木様で、自身も代々歌舞伎座に縁のある方だそうです。
歌舞伎はやはり伝統に支えられているのですね。
このようなツアー内容で、あっという間に5時間が過ぎてしまいました。これからちょっと歌舞伎を見る視点が違ってくるかな?
なお「木挽町広場」は災害時、帰宅困難者の避難場所になるそうです。正確な人数は忘れましたがかなりの人数が収容できるそうです。
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