[お江戸のマーシャ・堀内]
2015年10月29日 18:00
寶田恵比寿神社のべったら市@大伝馬町で一杯やったあと、東隣の馬喰横山町に寄りました。
江戸時代以来、当時の大繁華街であった浅草御門に近い宿場町として(馬の売買やケアする馬喰さんも居た)、
そして、多くの品物の問屋さん街として発展し、今では、衣料の問屋街として頑張っておられる町です。
10/1、その問屋さん街のビルの一角に、7階建て71ベットほどのホステル"IRORI"がopen、
四万十檜製のシングル/二段ベッド、問屋さん得意の布で仕切り、自炊キッチンがあります。
皆で囲める、時に主人公にもなれる"囲炉裏"がラウンジにチョコッと灰を被って座っている、
そんな素朴で静かな佇まいを感じさせる場所です。(一泊3000円)
外国人backpackerさんや旅慣れた人、急なお泊りの日本人利用でも人気があるようです。
夕刻のラウンジには外国人旅行者がWifiを使いながら楽しそうにブログを、二人の女性組は軽くコーヒー
かなにか飲みながらおしゃべりを、、、日本人も静かにPCのキーボードを叩いていました。
新たな日本橋の風景が拡がっていると感じています。
IRORIのURL http://irorihostel.com/
[お江戸のマーシャ・堀内]
2015年10月24日 09:00
平日の10/20(火)の夕刻、協働ステーション中央さんが開催している十思カフェでのご案内で、"べったら市"を共に楽しみました。
この大伝馬町の寶田恵比寿神社は江戸開発の中心地、
"べったら市"は"恵比寿講"用に魚や野菜などのお供え物が並ぶ市として続いており、今では500近い露店が並ぶ伝統ある下町らしいお祭りです。
新しい動きもあり、べったら市地域振興会ではカレーすいとんや鰻の串焼きなどがとても美味しかったです。
"べったら市"の名称は、若者により、浅漬大根(べったら)を混雑を利用し、参詣の婦人に「べったらだー、べったらだー」と呼びながら、着物の袖につけ婦人たちをからかったことから、べったらの呼び名になったと伝えられています。
ここでは、老舗、大小商社が軒を並べ、商売繁盛、家内安全を祈願し、頑張っておられます。夜の5時からは、懐かしの盆踊りの曲とその地域の方々の踊りの輪が広がっていました。
1)最初、江戸城建設のため立退きをしてこの大伝馬町に引っ越しておられた寶田恵比寿神社のご本尊を、
目前で拝まさせていただきました(この恵比寿さんは徳川家康から拝領されたもので、運慶の作との伝、一度修復)。
2)跡見女子大学の"べったら~"サークル、料理レシピいただきました、ありがとうございました。
3)大伝馬町一丁目町内会お立ち寄り所、神田祭、山王祭りで一番目の山車として、ここ大伝馬町の諫鼓鶏の御旗が
入り口に飾ってありました。そこで、おつまみ/べったら漬けで一休み、有難うございました。
熱気ムンムンの中、赤いかぶの"べったら漬"を買って帰途に着きました、来年も良き年でありますように。
温故知新
[お江戸のマーシャ・堀内]
2015年10月 6日 09:00
11月3日までの開催の"蔵王権現と修験の秘宝"を見てきました。
昔、山伏、法螺貝の音、山の霞、山の中で、心身を鍛えて"悟り"を目指した人々がいました。
修験道の開祖と言われる"役行者(えんのぎょうじゃ)"、乱世を救う仏を追い求め、
1000日の苦行を行い、祈りを捧げた。
その仏は、憤怒の形相、右手に錫杖(武器)をもち、人間の煩悩を振り払うという、
威厳に満ちた像でした。
この特別展をみて、荘厳な気持ちになりました。現代で、貴重な体験が出来たような気がします。
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