[あすなろ]
2017年2月 7日 09:00
今年の初午は、2月12日。
京都伏見稲荷大社の伝承から、日本各地の稲荷神社では、
狐の好物とされる油揚げや、
油揚げに寿司を詰め込んだものを奉納します。
このことから、食卓にも油揚げやいなり寿司など
が並ぶようになったそうです。
いなり寿司を売るお店の屋号に「しのだ」が多いのは、
伝説の狐、葛の葉が息子に書き残した和歌
恋しくば 尋ね来て見よ 和泉なる
信太の森の うらみ葛の葉
の信太(しのだ)からといわれます。
人形町の志乃多。明治10年(1877年)創業。
いなり寿司の名店です。
とてもバランスのいい味付け。つゆだくではないので
持ち歩いても汁がこぼれる心配はないでしょう。
人形町のお土産に、差し入れに、旅のお供にいかがですか。
◆志乃多寿司總本店
東京都中央区日本橋人形町2-10-10
[あすなろ]
2017年2月 5日 09:00
立春(2月4日)を過ぎると、暦の上では春ですね。
この時期、東から吹いてくる風、「こち」。
東風吹かば 匂ひをこせよ 梅の花 主なしとて 春な忘れそ
菅原道真公が詠んだ有名な歌。
ご祭神としてお祀りする天満宮・天神社は
全国に、およそ1万2千社を数えるといわれます。
東京都中央区には鎮座するは、「元徳稲荷神社綱敷天満神社」。
進学の神、産業、商売繁昌、火伏せの神としてのご利益も
伝えられています。
◆元徳稲荷神社綱敷天満神社
中央区日本橋浜町2-3-5
[あすなろ]
2017年2月 3日 09:00
「上から読んでも、下から読んでも」のコマーシャル
でも有名な山本山さん、日本橋本店には喫茶室があります。
お茶と、日本橋菓子司「長門」のおせんべいと、
山本山の海苔せんべいがセットで500円(税込)。
この他、和菓子のセットも数種あり、
日本橋界隈の老舗の味がコラボでいただけます。
二煎目からは、ポットのお湯を湯冷まし用の器に移し
自分で淹れます。
素人ながら、お茶を淹れ、味の変化を楽しみました。
店内では、昭和初期頃までの看板が飾られ、茶器の展示など、
くつろぎ処としてもおすすめです。
◆山本山 日本橋本店
東京都中央区日本橋2-10-2
◆江戸風御菓子司 日本橋 長門
東京都中央区日本橋3-1-3