[あすなろ]
2018年3月20日 18:00
仏教では、真西に西方浄土があると言われ、
彼岸の頃(春分、秋分)は太陽が真西に沈むことから
この時期に先祖供養をするようになりました。
お彼岸では、お餅には五穀豊穣を、小豆には魔除けの
意味を込めて、「ぼたもち」や「おはぎ」にして
ご先祖さまへの感謝と家族の健康を願ってお供えする
ようになったといわれています。
春は「牡丹」の花にあわせて牡丹餅と呼び、
秋は「萩」の花にあわせて御萩と、季節にあった
呼び名があります。季節を大切にする気持ちを
忘れないようにしたいですね。
◆たねや日本橋三越店
東京都中央区日本橋室町1-4-1
※牡丹餅は期間限定、店舗のみの販売です。
[あすなろ]
2018年3月17日 14:00
旧暦3月16日は「十六団子の日」。
この時期、農神、田の神へ団子をお供えし、豊作を
祈願する伝統が残っています。
東北や北陸地方に広まっている行事で、その方法は
地域によって様々です。季節を感じる団子の味を、
感謝を込めて楽しまれてはいかがでしょう。
◆いわて銀河プラザ/芽吹き屋コーナー
岩手直送のだんご、餅、大福などの和菓子が並びます。
東京都中央区銀座5丁目15-1 南海東京ビル1F
[あすなろ]
2018年3月 2日 09:00
中国の「上巳の節」が現在の雛まつりの原点と
言われています。この時に食べられていたのが
「餅の団子」、母子草が使われ緑色の団子でした。
これが日本に伝来。
江戸時代には、菱の実を入れた白い餅が加わり、
日本の習俗と混じり合い、明治以降に赤を入れた
三色の菱餅になったようです。
色それぞれに健康、長寿、魔除けなどの意味が
込められています。
中国の祓いの行事は、時代が下がるにつれて
雛人形を飾り鑑賞されるようになりましたが、
子供の成長を祈る行事に変わりはないでしょう。
縁起の良い菱餅を美味しくいただき、元気に
春を迎えたいですね。
◆伊場仙浮世絵ミュージアム /伊場仙お雛様
東京都中央区日本橋小舟町4-1
◆熈代勝覧 /十軒店の雛市
東京メトロ銀座線・半蔵門線「三越前」駅
地下コンコース壁面