このたびリリースされた観光地図アプリ「東京中央区まち歩きマップ」を使って銀座を歩いてみた。ガイドブックや大きな地図を持っていかなくても、スマホやタブレット端末を使えば、情報が手元で得られ、活用範囲が広がる便利な無料アプリだ。
エリアは銀座を選ぶ。高橋美江さんの楽しいイラストの絵地図に従って、見たいところでカメラマークのアイコンをタップすると写真と解説文が表れる(写真は銀座四丁目交差点の画面)。歴史・観光や買い物、グルメスポットがいっぱいマークされている。絵地図の「松坂屋」には「再開発のため平成29年、再オープン予定」と親切なコメントもある。
こんどは「古地図」をタッチすると江戸切絵図に切り替わる。嘉永2年(1849)の尾張屋清七版なので色合いも良く見やすい。通常のMap(標準地図)を選べば、位置情報で現在地を確認することもできる。
「おすすめルート」メニューを選ぶと、「"花形"銀座 舞楽舞楽(ぶらぶら)コース」「"高級"銀座 店来店来(てくてく)コース」「銀座で開運!? 八丁神社めぐり」の3種のコースが出てくる。歩きたいコースをタッチするとスタートマークから矢印でルートが表示され、ゴールまで教えてくれる。いろいろ試すと中央区まち歩きも面白くなりそうだ。
今回使ったのはアンドロイドOSのタブレット端末で、晴海通りまで拡張された銀座フリーWi-Fi 「G-FREE」で接続した。@巻渕彰
◇このアプリの詳細は観光協会HP >>こちら をご覧ください。また、中央区HPのテレビ広報「こんにちは中央区です」No.293(平成26/1/12~17放送) >>こちら でも紹介されています。