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まち歩きツアー
老舗と薬ミュージアムコース
7月20日 まち歩きツアー 老舗と薬ミュージアムコースの随行をしました。 前日の猛暑から一転して、涼しい秋の様な天気になり曇ってはいましたが、 歩くには絶好の気温なりました。 さて、まち歩きですが、小伝馬町駅まえから水天宮方面へちょっと二つ目の路地を右へ、 その通りが大伝馬町通り。 その通りが 「旧日光街道」 これは知らなかった。 三百メートルほど、進むと右側に 「江戸屋」 が見えてきます。 江戸時代から続く刷毛の老舗です。ここの商品は、 ほとんどが天然の毛を材料とした刷毛ブラシが売られています。 馬・豚・人毛などです。人毛が使われている物としては漆の刷毛だそうで、 東京では需要はなさそうですよね? 今回のツアーでは、ほとんどが女性のため、いきなり買い物パワー全開でした。 次に 「小津和紙店」 ここは歴史好きの人には、たまらないでしょう。 二階の資料館は東京都・中央区登録有形文化財に指定されているものが、 千二百点余りもあるそうです。 それらを見ていると、自分が随行員であるのを忘れてしまいそうでした。 三軒目が、「薬ミュージアム」 ここも薬と日本橋本町と云う歴史映画をみて、 知らなかった中央区の歴史をまた新たに知りました。 ここは夏休みにお子さん、お孫さんを連れて夏休みの自由研究には最高だとおもいますよ。 内容は是非、いってからのお楽しみ。 以上、三ヶ所ですが、個人的には大変有意義でした。 コース比較的短いし、足慣らしにはちょうど良い距離なのでは。 二時間程、約三千歩弱の行程です。健脚な方には、物足りないかも知れません。 今回のコース以外にもありますので、参加ご希望の方は、 中央区観光協会に尋ねてみて下さい。 中央区観光協会 TEL 03-6228-7907 FAX 03-6228-7908 三井記念美術館
葛飾北斎を見る 所在地は中央区日本橋室町2-1-1 三井本館 通称三井タワー 七階にあります 重要文化財に指定されている 三井信託銀行本店隣です 江戸時代から続く 由緒ある三井家三百年の お宝が見たくて 電話したところ 三井家の常設展示は無いとの事 残念 現在は葛飾北斎生誕二百五十周年で アメリカのホノルル美術館から里帰りの作品が展示されています 前期ー後期に分かれてて前記はこの記事が掲載されるころは終了していますが 後期は五月十五日(火)から始まります 興味のあるかたは是非 一見の価値はあるとおもいますよ 以前に墨田区の 江戸東京博物館でも 見たことありましたが 量が今回の方が 圧倒的におおかったです 前期だけなのに 因みに東京駅周辺で 四館共通のチッケトが三千円で 発売されています 三井記念美術館/ブリジストン美術館・三菱一号美術館・出光美術館の四館です 三菱と出光は中央区ではありません 三井記念美術館の見学が終わったら 向かい側の室町コレドでお買い物をするもよし お食事をするもよしです このあたりは 食事をするにもまよいますよ
薬研堀 雑記
薬研堀現在の東日本橋二丁目界隈
薬研堀りは両国橋西詰め近くにあった掘割で、その堀の形が、薬研に似ている事から名づけられた 薬研とは 薬種を細かく砕く舟形の器具(新明解国語辞典より)
初代からし屋徳右ェ門が此の地で七味唐辛子を創製したのが始まりで、それが当時の江戸っ子の嗜好に叶い 以来続いている。 薬研堀不動院の階段を上がった右手に説明版があります。現在は浜町河岸通りに面した 「大木とうがらし」一軒が 残っているようです 他にあったらゴメンナサイ! 大木とうがらしさんに お尋ねしたところ、浅草方面の唐辛子屋さんが商品名「薬研堀」で売ったのが 超有名になった云っていました江戸時代の唐辛子の産地は主に亀戸、内藤新宿だったそうで そこから舟で運び 薬研堀りに荷揚げしたそです。
薬研堀不動院は今年建立420年だそうで、薬研堀不動院は、その昔天正13年(1585)豊臣秀吉勢の兵火に会った 根来寺の大印僧都が尊像を守護して葛籠に納め、それを 背負い東国に逃れ、隅田川の辺に堂宇を建立したのがはじまり。 後に本所弥勒寺の分院 明治25年(1892) 川崎大師 平間寺の東京分院となった不動院住職(落語家 三遊亭円歌 師匠似)さんが面白く教えてくれました。江戸時代は両国広小路に隣接し 又柳橋の花柳界にも 近いので大変賑わったそうです。根来寺から弥勒寺、平間寺への変遷はこの場では書ききれませんのであしからず。 因みに不動院の住職さんは 実際は川崎大師平間寺住職であり 不動院住職さんは分かり易く云うと東京支店長 と云う立場になるそうです。 その他 不動院 境内には 順天堂大学発祥地碑 講談発祥記念の碑等の石碑もあり、毎月28日の不動様の ご縁日に講談協会の方々によって 奉納講談が 行われています。聴講無料 (不動院 パンフレットより)
薬研堀り不動院の向かい側あたりは昔米沢町といって 柳橋界隈の料亭街に出向く芸者さんが多く住んでいたそうで かなり白粉の 匂い漂う街だったようです。
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