[銀造]
2012年9月11日 16:00
明治座140周年記念公演、坂本冬美、藤あや子 公演は、第一部が山本周五郎原作の作品「さぶ」をアレンジし、「おさん と おしの」にて上演されています。
江戸下町の人情味溢れる芝居で、お二人と準主役の勝野洋、脇役の 若林豪、おりも政夫、佳那晃子さんなどの名役者のサポートで、真面目に見られる良い芝居でした。
第二部は、二人の歌姫による「冬美とあや子の麗しのショータイム」です。
デビュー曲を披露する前の、太鼓の演奏の前の二人の掛け合いのやり取り、冬美さんの撥捌きは大変見事でした。二人の持ち歌に限らず、恋の季節、ザ・ピーナッツの銀色の道、藤あや子さんの曼寿沙華の歌に合わせた真紅のドレスもすてきでしたし。懐かしい歌の数々が替わり代わりに披露され、衣装も都度変えて美しいファッション&ミュージックショーでした。 本当に大変楽しいひとときが過ごせました。・・・・「また、君に恋してる・・・」。。いつまでも幸せな余韻が残っています。この特別公演は、9月27日までです。 お早めにどうぞ 明治座さんのHPはこちらです。http://www.meijiza.co.jp/
[織衣舞]
2012年9月 9日 08:30
今年七年目の秀山祭が開幕した。
昼の部 ・・・「寺子屋」 「河内山」
夜の部 ・・・「時今也桔梗旗揚」 「京鹿子娘道成寺」
当初の予定では染五郎さんが出演されるはずだったのですが、8/27国立劇場での父松本幸
四郎さんの「古希記念舞踊公演」の最中に奈落に落下され重傷を負われたため、急きょ配役
に変更が生じました。
「寺子屋」 ・・・松王丸(染五郎) 源蔵(吉右衛門) → 松王丸(吉右衛門) 源蔵(梅玉)
「時今也桔梗旗揚」 ・・・小田榛春永(染五郎) → 小田春永(歌六)
寺子屋などは播磨屋・高麗屋では大切なお芝居で、吉右衛門さんは甥の染五郎さんに先人
が完成したものを、しっかり伝えたいと意欲的であられたようで、どんな舞台になるか楽しみ
にしていましたのに残念でした。若い方が育ってきているのは将来が明るい話ですが。
でも夜の部は19:39終演でした。私はこの時間に終演は初めてだったのでちょっとビックリ
しました。
昼夜見ますが、染五郎さんの欠場は華が不足するようで淋しいです。役者さんもお気をつけ
られてくださいませ。
続きを読む: 今年七年目の秀山祭~新橋演舞場~