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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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東京シャトル~中央区の玄関口八重洲から世界へ~

[之乎者也] 2015年10月13日 09:00

西安から日本に観光に来ていた友人が2週間の個人旅行を終えて帰国することになりました。本当は空港まで送りたいところ、平日で仕事を休むわけにもいかず、東京駅近くの成田空港行きのバス停まで見送ることになりました。

東京から成田空港へのアクセス方法は電車(成田エクスプレス、京成スカイライナー)、空港バスがありますが、2012年以降、日本でもLCC飛行機が本格的に就航を始めたことに伴い、バスについては、箱崎TCATからのエアポートリムジンバスに加え、東京駅周辺から出発する格安高速バス(LCB)も運行されるようになりました。Tokyoshuttle1.jpg本日は、友人を送る際に取材をした八重洲から出発するLCBとその待合室についてご紹介したいと思います。わが中央区の玄関口である八重洲からは2つのLCBが運行されています。一つは「THEアクセス成田」。平和交通とJRバス関東による運行で、銀座数寄屋橋前バス停発、東京駅八重洲口JR高速バスターミナル(千代田区)経由で成田空港まで1,000円で結んでいます。

もう一つは「東京シャトル」。京成バスによる運行で、外堀通り沿いの京成バス3番バス停(中央区)から同じく1,000円(発車オーライネット・楽天トラベルにより事前予約ができ、その場合は900円に割引)です。

それぞれ1日50数往復が運行され(3社で1日あたり164往復)、特にLCB2社はLCCの早朝便に対応した深夜運行もしていることから、その便利さや料金の安さ(リムジンバスの1/3程度)もあって常にほぼ満員、日本人のみならず海外からの観光客の利用もかなり多いようです。一方、利用者が増えるにつれ乗車はTCATのような立派なバスターミナルではなく、吹きっさらしのバス停からの乗車なので雨風の強いときはバスを待つのもちょっとつらいところもありました。

そのような利用者の声に応えてでしょうか、各LCBでは昨年来バス待合室が整備されています。THEアクセス成田の場合、昨年12月よりJRバス関東との共同運行を始めたことに伴い、成田空港行乗り場も(それまでの)八重洲通り沿いのバス停からJR高速バスターミナル7番バス停に移動し、利用者は東京駅グランルーフ下のJR高速バス待合室を利用できることになりました。

東京シャトルも昨年7月、外堀通り沿いの八重洲ロータリービル1階・2階に「京成高速バスラウンジ」を設置しています。Tokyoshuttle4.jpgのサムネイル画像京成高速バスラウンジは早朝から深夜まで利用可能。バスの発車時間まで快適に座って待つことのできるベンチがあるほか飲み物の自動販売機、トイレも完備されています。Tokyoshuttle3.jpg

海外のみならず国内各地(関西、福岡、札幌、高松など)からのLCC就航も年々増え、LCC専用の第3ターミナルができた成田空港経由のLCC利用は今後ますます増えるかと思います。中央区はそんな成田とLCBで直接結ばれており、今後もますます国内外のお客さんの訪問が期待できそうです。我々特派員もそんなお客さんに中央区をもっと楽しんでもらえるような穴場を紹介し続けたいところです。Tokyoshuttle5.JPG

京成高速バス(東京シャトル)ラウンジ】

〒103-0028 中央区八重洲1-7-17 八重洲ロータリービル1F・2F

(八重洲地下街からは18番出口を出るとすぐ目の前)

営業時間:0400(早朝)~0200(深夜)

*東京シャトルは、ラウンジ目の前の外堀通りを150メートルほど北に進んだ共同ビル前(京成バス3番乗り場)から乗車(上記地図参照)。

 

 

中央区版Vélib(コミュニティサイクル)~その2~

[之乎者也] 2015年10月 6日 16:00

先に、ブログ記事 「中央区版Vélib(コミュニティサイクル)始動!(/archive/2015/10/velib.html)」 でご紹介した中央区のコミュニティサイクル(CC)がスタートしましたので、初日の10月1日に早速使ってみました。とはいえ、本日は平日でお仕事なので、観光では無く通勤での利用です。

既に中央区役所のプロモーションで会員登録はしてあるので、先ずは自宅でCCのホームページ(http://docomo-cycle.jp/chuo/)にアクセスして近所のポートの「利用可能自転車数」をチェックします。8台が利用可能ということで鉄砲洲児童公園のポート(B01)に予約を入れ、いつもの出勤時間と同じ8時45分過ぎに家を出てポートへ向かいます。予約と同時にメールで送信された自転車番号とパスコードを入れると電子錠が開き、ラックから自転車を引き出せました。Velib6.jpg早速自転車に乗って走り出します。

車輪が小さめなので車道を走るのはやや心配でしたが、電動アシストが付いているので少しこぐだけで車道を走るにも十分なスピードが出ます(ちなみに歩道を走行の際には直ちに停止できるよう徐行(十分スピードを落とす)するのがルール(道路交通法第2条第1項20号、同第63条の4第2項)ですのでご注意を!)。Velib7.jpg

この時間帯、道も渋滞していることも多く、湊・八丁堀エリアから八重洲まではタクシーやバスを使っても15分くらいかかることも多いのですが、今日はなんとその半分の7分で京橋に到着しました。途中、路上駐停車中の車などの障害はありましたが概ね順調なサイクリングでした。Velib8.jpg

柳通り沿いにある東京スクエアーガーデン・ポートのラック(B02)に自転車を差し込み、施錠して返却完了!

  

好きなときに借りて好きな場所で返せる。。。Vélib(仏:自転車+自由)の名前の通り中央区観光の楽しみが一つ増えました、今から週末の利用が楽しみです。

 

 

中央区版Velib(コミュニティサイクル)始動!

[之乎者也] 2015年10月 1日 14:00

2007年にパリでスタートして以来、フランス各地、スペイン、イギリス、イタリアなど欧州で広がりを見せるVelibの日本版、コミュニティサイクルが中央区でも10月から始まることになりました。10月1日からのスタートに先立ち、中央区役所、月島出張所にてプロモーションならびに無料体験試乗会が行われています。Velib1.jpg

コミュニティサイクル(CC)もしくはVelibとは、自治体等が提供する24時間無休の自転車貸出システムで、自動車利用の削減を主目的として、地域内に複数のポート(自転車貸出所)を設置し、市民や観光客は予め登録をしておくことにより、好きなときに好きな場所で自転車を借りて、好きな場所で返すことが可能となるサービスです。30分以内のような短期利用も可能なので、通勤・通学にも利用可能なうえ、1台の自転車を複数の人で共有できるので、日本でも課題となっている放置自転車の削減にも役立つことが期待されます。地球環境に優しい自転車の利用を促進するものであり、京橋環境ステーションを拠点としてエコタウン構想を推進する中央区(/archive/2015/07/post-2597.html)に相応しい施策であるといえるでしょう。Velib3.JPG

レンタルされるのは赤・黒二色のシックな電動自転車です。Velibとはフランス語の「vélo(自転車)」と「libre(自由な)」の合成による造語ですが、区民や観光客に、江戸バスとともに中央区を自由に楽しむ選択肢として期待されます。Velib4.jpg

当初は、中央区役所、東京スクエアガーデン、トリトンスクエア、十思公園など18箇所のポート(駐輪所・貸出所)からスタートするようですが、区内でも利用状況に応じてポートを増やす計画があるほか、既に導入済の江東区、千代田区、港区等のCCとの相乗入れも予定されているようですので、お出かけや観光にも便利な足となること間違い無しです。Velib2.JPG

ただし、区内ではまだ自転車専用レーンの整備は遅れているため(加害者、被害者双方にならないよう)運転には十分にご注意を!

 

 
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