[サム]
2010年10月13日 15:00
築地市場は今年で開場75周年。老朽化が進み最近はまつりの開催を見合わせていたと聞くが、魚(とと)の日の10月10日、7年ぶりとなる大型イベント「築地市場まつり」が開催された。
「築地市場まつり」は、市場の仕組みや歴史を知ってもらい、生鮮食料品に対する理解を深めていただくとともに、食生活の向上や食育の普及などを目的に東京都や卸売業者などが開いているもの。
「みんなで"食"を考えよう!」「プロの"技と粋"を体感しよう!」をキャッチフレーズに会場には、市場の歴史を紹介するパネル、鮮魚・貝類・加工品・青果物・江戸東京野菜の即売コーナー、模擬店などが設けられたほか、マグロ解体ショー、"食"に関するトークショー、おさかなタッチプール、遊具"くじらの水族館"(ふわふわ)、電動ターレットの試乗などのイベントも開かれた。
前回平成15年の「江戸開府400年記念 築地市場まつり」同様7万人の来場者で賑わった。(因みに普段の入場者概数は市場勤務者14,000人、買出人等28,000人)
尚築地場外市場では10月16日「築地秋まつり」が開催される。


[下町トム]
2010年10月12日 09:45

中央区観光協会の企画で、「まち歩きツアー」が実施されています。
観光特派員も交替でご案内役のお手伝いに参加しています。
この日は、私は日本橋の名店を訪ねるツアーに同行しました。

まずは〔山本山〕さんをお訪ねしました。創業320年の老舗とあって、江戸時代の浮世絵にも描かれた歴史と誇りを感じました。
参加された皆さんも思わずお土産にお茶や海苔を買い求めていらっしゃいました。
続いてお訪ねしたのは、PILOT〔ペンステーション〕。
万年筆の歴史を伝える博物館を併設しています。〝PILOT〟という英語は、〝操縦士〟という以前に〝水先案内人〟という意味がありますが、まさしく時代の先を切り開くという気概で事業を起こされたという話には感慨をおぼえます。
館内には、日本古来の〝蒔絵〟の技術を採り入れた万年筆の見本も展示されていて、見ているだけでも楽しくなってきます。
一階にはオシャレなカフェもあります。散歩の途中に是非お立ち寄り下さい。
いろいろ新しい発見もあった〝まち歩き〟でした。お世話になりました。

