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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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川の上からめぐる中央区(日本橋川・神田川・隅田川)

[しばしばしばた] 2018年5月 2日 18:00

こんにちは。この4月から中央区観光特派員を務めさせていただくこととなった、しばたと申します。
今日は、「川の上からめぐる中央区」を紹介したいと思います!

今回、日本橋小伝馬町のアイアイエーギャラリーさんで4月21日に開催された「都会の自然と文化を満喫しながら小原孝博先生と行く、神田川クルーズ撮影会&講評会2018」という撮影会の中で、日本橋川・神田川・隅田川をめぐるクルーズに乗せていただきました。
当日私が撮った写真の中から、中央区(境界上も含む)の風景を紹介したいと思います。

ルートは、下の地図のようなものです。(雑な地図ですみません・・・)
日本橋川を上り、神田川隅田川を下り、再び日本橋川を上る、反時計回りのルートです。
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今回のスタート/ゴールは、名橋・日本橋のたもと、野村證券本社わきにある「日本橋発着場」です。

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今回乗らせていただいたのは、こちらのお座敷付きの船「下町探検クルーズがれおん」さんです。
屋根に金魚が描かれていますが、中には本物の金魚さんもいました。

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さっそく、上流に向けて出発します。
見上げるアングルで日本橋を撮ることができるのも、日本橋の下をくぐることができるのも、船ならではの特権ですね。

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ちなみに...この黒くなっている部分は、関東大震災に伴う火災の爪痕だそうです。
現在の日本橋は明治時代に架け替えられてから100年以上に亘って活躍しているものですが、その歴史の長さを物語っています。

さて、日本橋を抜け、西河岸橋、常盤橋をくぐると、何やら工事中の橋が見えてきます。

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これは「常磐橋」で、1877年に架け直された、東京でも最も古い石橋なのですが、
2011年の東日本大震災で損傷を受けてしまったため、現在復旧工事を行っています。

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橋に使われていた石は、1つ1つに番号を降ったうえで日本橋川沿いの別の場所に保管されています。今後、元通りに組み直されるそうです。

常磐橋のあとは、新常盤橋とJR各線をくぐったのち、日本橋川が中央区を流れる区間は終わりになります。

この後、舟は日本橋川を上り、神田川との分岐点まで到達、それから神田川を下っていきます。
神田川が中央区と接している区間は、「左衛門橋」から下流、隅田川に合流するまでの約500mの区間だけなのですが・・・
この区間がとても素敵な風情です

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真ん中に写っているのは浅草橋で、左側が台東区、写真の右側が中央区になりますが、この辺りは川の両岸に屋形船の船宿が集積していて、屋形船が並ぶ風景を見ることができます。

屋形船を眺めながら柳橋をくぐると、次は隅田川に出ていきます。

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広い隅田川に出ると、一気に視界が開けます。
途中では、「清洲橋」(国指定重要文化財)の真ん中から東京スカイツリーが出てくる風景も見ることができます。
ところで、清洲橋の手前に写っている波の大きさが伝わるでしょうか。
日本橋川や神田川と比べて隅田川は波が大きく、小さな船で臨むとなかなかのスリルがあります
江戸時代に流行った隅田川の舟遊びも、結構大変だったのかもと思いながら隅田川を下っていきます。

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こちらは「永代橋」(国指定重要文化財)と、佃の「大川端リバーシティ21」です。近代の橋梁と、現代の街並みの競演は中々圧巻です。

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永代橋を目の前にして舟は右へ曲がり、再び日本橋川に入っていきます。日本橋川に入って最初にお出迎えしてくれるのは「豊海橋」(区民有形文化財)で、ハシゴを倒したような形の、貴重な「フィーレンデール形式」の橋梁です。

日本橋川を遡っていくと、首都高速道路が再び頭上に合流し、日本橋エリアの中心部に近づいていきます。

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こちらは有名な「東京証券取引所本館」です。日本橋川から上がってくる運気を取り入れ、末広がりの建物の形でそれを広げようという設計思想があるとも言われているそうですが、川の上から見るとそれをよく実感することができます。

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こちらは、かつて澁澤榮一さんの邸宅があった場所に建てられた「日証館」(1928年建設)です。川の上から見ると、階段室の部分の窓が階段状になっていたりして、道路側から見るのとはまた違った意匠を楽しむことができます。

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(参考:道路側から見た日証館)

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そんなこんなで、1時間ほどのクルーズを終えて日本橋に帰ってきました。

当日は4月ながら気温が25度を超える夏日でしたが、川の上は涼しくて、とても快適でした。
江戸時代に隅田川の舟遊びが夏の風物詩であったのも納得です。

中央区内では様々な事業者さんが、様々なルートでクルーズを運行しています。
日本橋川だけでなく、今回ご紹介できなかった隅田川下流の佃・月島・勝どき方面をめぐるような船もあるようです。
これからの季節、涼みながら中央区の風景を違った視点で楽しんでみるのもお薦めです!

 

 

みどりの日には浜離宮恩賜庭園へ!

[Hanes] 2018年5月 1日 18:00

こんにちは。新人特派員のHanes(ハネス)です
9連休という大型連休が折り返し地点にさしかかりましたね。
今回は、連休の後半を東京でゆっくり過ごす方にオススメのイベントのご紹介です。

5月4日(金)みどりの日には、浜離宮恩賜庭園へ!
嬉しいことに、みどりの日には都内の9庭園が無料公開され、中央区では浜離宮恩賜庭園がその対象となっています

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季節の花は勿論のこと、個人的には季節の鳥も楽しんでいただければと思っています
街の中で出会える鳥は、スズメ、ハクセキレイ、ハト、カラスばかり...
しかし、都心とはいえここは他とは違うのです
少し前に訪れた際には、ツグミや

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ヒヨドリ、

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さらには私の地元でもよく見られるアオサギに出会うことができました!

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その他、何種類ものカモをはじめ、10数種類の野鳥を発見

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この庭園は、潮入りの池や三百年の松、鴨場等を有する江戸時代の代表的な大名庭園として文化財的価値が高いものとなっていますが、初めて来られた方は、やはり都心とは思えない広さと静けさに驚くはずです

そして、陸の植物、水中の生物、水辺・空の鳥と、どこを見ても驚きや発見があり、老若男女、国籍を問わず、誰もが寛ぎ、楽しむことのできるスポットになっています
まだ行ったことがない方、この無料公開を機に浜離宮恩賜庭園を訪れてみませんか

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【浜離宮恩賜庭園 5月前半のイベント情報】
伝統技能見学会「松のみどり摘み」
5月3日(木・祝)10:30~・13:30~(各回約40分)
※雨天時は5月5日(土・祝)に順延となります。
集合場所:中の御門傍
参加費等:当日自由参加、参加費無料(入園料別途)

「水辺のいきもの観察会」
5月13日(日)10:00~12:00
※小雨決行・荒天中止
集合場所:花木園
参加費等:当日自由参加、参加費無料(入園料別途)
対象:小学生以上の方(※小学生の方は保護者の方の付き添いが必要となります。)

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【関連ウェブサイト】
■東京都公園協会 浜離宮恩賜庭園
https://www.tokyo-park.or.jp/teien/contents/index028.html

■東京都公園協会 浜離宮恩賜庭園 Twitter
https://twitter.com/hamarikyugarden

【関連記事】
佃のうさこさん:浜離宮恩賜庭園で野鳥観察
/archive/2017/02/post-4007.html

なんと...冬に22種類の鳥たちに出会われたそうです!
浜離宮恩賜庭園は中央区の恰好のバードウォッチングスポットで、実はカワセミの目撃情報もあります
季節ごとに変化があり、何度行っても楽しめるのがこの庭園の魅力の一つですよね