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横山町・馬喰町問屋街
今さら説明は不要かと思いますが、日本橋横山町・馬喰町は日本
最大の現金問屋街です。江戸通り、清洲橋通り、靖国通りに囲ま
れた三角地帯はいつも買い物客で賑わっているスポットです。
とりわけ衣料・繊維品・服飾品なら"ないものはない"とまで言わ
れているそうです。
歴史の文献によると、1792年には19軒の問屋があったとの記録
があり、その後、1827年には62軒となり、問屋街として発展し
ていったようです。
横山町は江戸時代から問屋街でしたが、馬喰町は当時は旅宿の町
であり、馬喰町に宿泊して横山町の問屋街でじっくり品物を選ぶ
というスタイルだったようです。
問屋街なので、たまに「素人さんお断り」「小売しません」と
書いた張り紙を入り口に見ますが、大方の店では個人にも販売して
くれます。値段は驚くくらい安く、たとえば、
・ネクタイ3本 1050円
・靴下4足 525円
・革ベルト 300円
・セーター 680円
・店内全品 400円
決して安いだけでなく、モノも良く庶民には嬉しいばかりの
問屋街です。ぜひ、衣料・繊維品・服飾品をお求めの際には
立ち寄りたいスポットだと思います。
正月の松飾リ、しめ飾り 夜の人形町通り
夜 8時近く 散歩がてらに 人形町通りを ぶらぶら歩いていると ほとんどの正月飾りの屋台がお店を閉じているのに 今半の前のお店は 木枯らしが吹く中 がんばって お店を開けていた。
お店のおじさんと 少し立ち話をした。
このお店は 40年前から この場所を 年末の12月25日から30日まで借りていて おじさんは二代目で この期間以外いは違うお仕事をしてるそうです。今年の商いは 今のところ ボチボチとのこと。 お客さんは 会社と家庭 両方とのことです。
人形町通りに 正月飾りをだしているお店のほとんどが 関東から来ていて 東京23区からが多いそうです。 来年の福と おじさんのお店の繁盛を願って その場を立ち去った。
人形町通りの歳末装飾・納めの歳の市
「からくり櫓」の下、人形町交差点からロイヤルパークホテルまでの並木に、提灯が灯り ます。恒例の人形町のライトアップです。2012/12/17 ~ 2013/1/18 の期間です。 また、12/25 から人形町通りにしめ飾りなど お正月のお飾りを販売する店と、露店が並 びます。 人形町の年の瀬の風物誌である「歳の市」です。一年の締めくくりです。
区内寺社巡礼~第8番『薬研堀不動院』
中央区の寺社を巡って魅力を再発見するシリーズも8回目を迎えました。今年最後の参詣先として、東日本橋駅からほど近い『薬研堀不動院』を訪ねます。
『薬研堀不動院』は、〔目黒〕〔目白〕と並んで、〝江戸三大不動〟として知られた有名な寺院です。ご由緒によると、1585(天正13)年に、豊臣軍の戦火を逃れて紀州・根来寺から遷された不動明王の尊像を祀ったのが縁起だとか。
池波正太郎の時代小説にもたびたび舞台として登場しますが、当時は大いに賑わった繁華街だったようです。一例として『鬼平犯科帳』から一説を紹介します。 「・・・通りをへだてた向うが薬研堀不動で、ここの縁日の賑わいは江戸でも指折りのものだ。このあたりは両国西広小路の盛り場とも接しており、料理屋や商舗が軒をつらね、夜に入っても灯火が、「昼のようだ」といわれたほどの繁華な土地(ところ)である。」(第14巻「殿さま栄五郎」より引用) ぼくも以前この辺りを取材していますので、あわせて参考にお読みくだされば幸いです。
このお不動様は、明治時代になって、真言宗智山派大本山・平間寺(川崎大師)の別院となって今日に至っています。境内には「順天堂発祥の地」や「講談発祥の地」を示す記念碑が建てられており、この寺院の歴史と格式を感じさせてくれます。
世の中には、毎月○○日がご縁日になっているものが多くあります。たとえば、観音様は17日、お大師様は21日、お地蔵様は24日、天神様は25日というように決まっています。そしてお不動様は28日です。(庚申のように十干十二支で決まっているものなどもあります) それぞれ、毎月の縁日は参詣客で賑わうのですが、正月の〝初□□〟と並んで、一年最後の縁日は〝終い□□〟とか〝納め□□〟とか呼ばれて、特に参詣客が多いものです。お不動様では「納め不動」というわけです。
かつては、年の暮になると各地の寺社の縁日にあわせて〝歳の市〟が開かれました。新年の飾り物をはじめ日用雑貨や料理道具などが並ぶお楽しみイベントだったのですが、だんだんと減っていき、今では浅草の〝羽子板市〟とここの薬研堀だけが残っているといいます。 前述のとおり、お不動様のご縁日は28日ですから、各地で開かれた〝歳の市〟のラストを飾る真打(トリ)ということにもなり、「納めの歳の市」は特に賑わいました。年越しイベントとして人気の恒例行事として残っています。毎年27日~29日まで開催されますので、是非お出かけ下さい。 ついでに書くと、東京名品のひとつ「やげん堀七味唐辛子」はもともとこの界隈の露店で売られていたのが名前の由来です。現在はその名を掲げるお店は浅草に移っています。
お不動様の参詣を終えて少し歩くと、両国橋のたもとに出ます。橋の向うに〔東京スカイツリー〕を凛々しく望むことができます。 前にもブログで紹介したように、かつてはこの辺りが〔両国広小路〕として江戸屈指の盛り場として知られたところです。つまり〔両国〕といえば昔はこの辺りを指したのです。その証拠といえばなんですが、〔両国郵便局〕が中央区東日本橋に存在します。
中央区産業会館のとおりを大通りに出たあたりに〔やなぎばし長寿庵〕さんがあります。会議の帰りなどにたまに寄らせていただいています。あたたかみがあふれたアットホームなお店で、居心地がよくゆったりと食事ができます。この土地にぴったりの雰囲気です。
さて、今年もいよいよあとわずかとなりました。中央区でもさまざまなイベントや行事がありました。多くの想い出が残りました。また来年もきっと充実した一年になることでしょう。
残りわずかな日を数えつつ、「あれもやりたかった」とか「こうすればよかった」とか思うところもありますが、今さら悔やんだり迷ったりせず、前を向きたいと思います。そうでないと、お不動様に一喝されそうです。そもそも不動明王は大変強力な仏様で、道を誤るものを本道に無理にでも引き戻すパワーを有しているといいます。気迷いどころではなさそうです。
では、また来年もどうぞよろしくお願いします。本年はお世話になりありがとうございました。
・・・ 数え日を迷う男と行く女 続きを読む: 区内寺社巡礼~第8番『薬研堀不動院』 中央エフエム『Hello! RADIO CITY』は特派員さんで〆(しめ)!
中央区ではおなじみのFMラジオ "中央エフエム"(84.0MHz)
水天宮駅の水槽
半蔵門線水天宮駅の水天宮サイド改札口を出たところに水槽があります。
日々忙しく通りすぎる空間に豊かな潤いをプロデュースしてます。 テーマは毎月変わり、今月は添付写真のようにクリスマスツリーです。
毎月ご覧になってみてください。 |
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