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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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知る人ぞ知る?お茶やさんの喫茶室~山本山~

[織衣舞] 2012年7月13日 08:30

中央通り沿いに位置する日本橋老舗の一軒、『山本山』さんの★お茶と海苔★のお店の奥にある喫茶室をご存知ですか?
ここは喧噪のなかホット一息つける場所です。

『お茶とお菓子(「長門」さんの季節に応じた和菓子)セット』で¥600です。
お茶は11種類の中から選べます。さすが、お茶やさんですね。
お茶のおいしさを、みなさんに知っていただこうということからだそうです。
九州の八女茶がこのところ知られてきたとか、健康によいお茶の良さをもっと見直してもよいのではないでしょうか。
『お茶とおせんべいのセット』¥400もあります。
こだわりのお茶漬け<お茶やのお茶漬け・海苔やのお茶漬け>¥900もあります。山本山さんならではですね。

店内は江戸時代の創業をしのばせる雰囲気で、当時を思いおこさせる展示もあります。ちょっと静かに"お茶"の時にのぞいてみてはいかがでしょうか。

20120704日本橋老舗町歩きツアー 028.JPG 20120704日本橋老舗町歩きツアー 001.JPG 20120704日本橋老舗町歩きツアー 006.JPG 20120704日本橋老舗町歩きツアー 008.JPG

 

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「俺のイタリアンYAESU」 探訪記

[滅紫] 2012年7月 6日 08:30

2011年9月、新橋に1号店「俺のイタリアン」が誕生してから新橋ANEX、八重洲、神谷町、「俺のフレンチ」銀座、神楽坂と驚異のスピードで店舗展開し、TVやマスコミでの露出が目立っている話題のお店をのぞいてきました。食いしん坊、新しもの好きの友人と2人でやってきたのは「俺のイタリアンYAESU」店です。

八重洲ブックセンターの一筋京橋寄り、看板シェフの大きな写真が目を惹きます。

100_0641.JPGそうです。この「俺の」チェーンの売りは「有名シェフが最高の食材を驚異の価格で提供する」という信じられないコスパの良さなのです。お店の半分以上はSTANDING、いわゆる立ち飲みスタイルでこのYAESU店も座れる席は4テーブルだけです。STANDINGでの食事は少し(かなり)きつくなっている年齢の我ら、ラッキーにも予約が取れ17時にお店に到着。


この時点ではSTANDING席はまだ空いていて、テーブル席も我々の他には一組だけでした。「ものすごく混んでいる」というイメージが先行していたのでちょっと?!と思っていたのもつかの間、飲み物をオーダーして最初の皿がサービスされ始めた頃には入り口近くのSTANDING席は一杯になっていました。

  

  

 

「俺んちのサラダ」(ものすごく大きいサラダボールに入っています)

ズッキーニの花のフリット、ニョッキのきのこソース、かにとトマトのレ冷製パスタ、一日5食限定あわびとフォワグラのポワレです。シャンパンと赤ワイン、ビールを摂り飲み物こみで1人4千円足らずというのはやはりかなりお財布にやさしい感じです。サービスの人たちも若くてきびきびとした動きで気持ちがいい。ただお店自体がかなり狭いので隣のテーブル席の会話は耳をすませなくても聞こえてしまいますのでちょっと注意が必要かも・・・・気のあったグループで食事を楽しむにはぴったりのお店で、「大人気」の一端が少しわかったような気がした中高年2人組の探訪記でした。

次回は「俺のフレンチ」に行ってみよう!


俺のイタリアンYAESU 八重洲2-6-4松岡ビル1F TEL03-3231-9221

16:00~23:30 日祝定休

 

 

展覧会に見る「日本橋」400年

[滅紫] 2012年7月 4日 13:00

江戸東京博物館の開館20周年企画として特別展「日本橋」-描かれたランドマークの400年ーが開催されている。担当学芸員の方の「見所」解説が主催に入っている朝日新聞にシリーズで掲載されていたのをご覧になった方も多いことでしょう。私も「そのうちに」と思っていたのですがいよいよ会期が7月16日までとなり漸く両国へ。

100_0636.JPG

「描かれた」とあるように日本橋を描いた絵画作品を中心とした資料130点による展示で、日本橋やその周辺を記録する絵や写真類をこれだけの規模で公開するのは初めてとのことです。

第1章「都市・江戸の橋」-都市の中の橋と街道の起点として描いた作品

第2章「日本橋を描くー江戸城、富士山、魚河岸とー」日本橋絵画化上の定番決定

第3章「文明開化と日本橋」明治維新を迎え刻々と変化する日本橋

第4章「石で作られた日本橋」-現在の石造りの橋が架かってからの100年の姿

以上の構成でサプライズ展示として「解体新書」(版元が日本橋にあった須原屋なので)、人力車(日本橋の高札場で営業を開始した)もあります。解説ガイドは何と館長の竹内誠氏ですよ。

広重の「駿河町越後屋」を見ながら「これはまるで宣伝の走り」「白木屋は最初何を商っていたのだったか?」「この川の後ろの橋は一石橋か常盤橋か」(とても観光検定を受けたとは思えない会話!)などと勝手な話で盛り上がりながら展示を楽しみました。江戸好きの友人と一緒にいらっしゃれば楽しみが倍増すること請け合いです。

展示を見ながら日本橋の400年に思いを馳せるのも一興かとオススメいたします。また出光美術館で開催中の「祭ー遊楽・祭礼・名所ー展では「祇園祭礼図屏風」の対照として「江戸名所図屏風」が展示されており寛永年間初めの日本橋の賑わいも見ることができます。こちらは7月22日までです。

江戸東京博物館 7月16日まで 最寄り駅:都営大江戸線「両国駅」A4出口徒歩1分

9:30~17:30 月曜休館