[下町トム]
2012年9月21日 08:30
月島の魅力はいろいろありますが、やはり〝食文化〟の豊かなエリアだということは皆さんご承知のことと思います。
もちろん〝もんじゃ焼き〟は堂々の名物料理ですが、その紹介は次回に委ねて、今回はそれ以外のおすすめの〝ローカルフード〟を訪ねてみましょう。
まずは、有名な〝レバーフライ〟を楽しみましょう。最も有名なのは発祥の店とも言われている〔ひさごや阿部〕さん。住所は佃ですが、月島駅からもほど近く、まち歩きのお供に定番となっています。
月島町内では、観音様脇の〔ミートショップ緑川〕さんや、その一本隅田川寄りの通りにある〔持ち帰りの王道〕さんでも買い求めることができます。なんでも、月島エリアでは戦後多くの工場勤務の方や港湾関係の方が多く、労働で疲れた体に合うように、安くて栄養価の高いおやつ感覚の食べ物として普及したとのことです。
何とも懐かしい味がします。
次に路地の名店〔げんき〕さん。うっかりすると見過ごしてしまいそうな場所に、いかにも通好みの佇まいを見せてくれています。
ここの〝牛もつ〟は固定ファンの多い抜群の味。ただし、夕方早くに閉まってしまうので、まず早めにここで舌を鍛えて、本格的に飲み歩きに出かける御仁も多いようです。
さらに洋風では、これも路地に独特の存在感を示してくれるのが〔喫茶パーラー・ふるさと〕さん。知る人ぞ知るハンバーガーショップです。喫茶店から衣替えした店ですが、五反田の名店〔フランクリン・アベニュー〕での経験を活かしつつ店主が心をこめて下町バーガーを提供してくれます。しつこくなく、濃厚でジューシーな味が口の中に広がります。
さりげない店内の雰囲気も捨てがたいものがあります。
最後に、月島の隠れた名産品〔月島・地ビール〕を買いましょう。町内では三丁目の〔駿河屋〕さんほか何店かで購入できるほか、メニューとして出してくれるもんじゃ屋さんもありますよ。酒税法上は〝発泡酒〟ですが、ドイツで学んだ製造法を活かして小さな工房で製造しているということで、深い味わいを楽しむことができます。2種類あるので是非飲み比べてみて下さい。
月島には〝もんじゃ焼き〟以外にも様々な地元の味があります。いろんな路地を訪ね歩いて、意外な発見を楽しめる〝アメージングタウン〟なんです。さあ、是非お試しあれ。
続きを読む: 月島七不思議~第5話「ローカルフードの町」
[サム]
2012年9月13日 08:45
中央大橋から相生橋に至るリバーシティ21東側の隅田川・晴海運河沿いの石川島公園。
日中の陽射しはまだまだ強いものの川面を吹く風は漸う爽やかさを覚えるようになった。
ユリカモメをはじめとする冬鳥の渡来を前に、今の季節、欄干や柵を専有しているのは留鳥の「ウミネコ」。
ユリカモメより一回り大きく、ミャーオと甲高い声で鳴く。
嘴は黄色で先端部が黒、最先端部に赤斑がある。
足は黄色、尾羽に黒い帯があり、虹彩は黄色で周りに赤いアイリング。
精悍な顔つきをしている。
暫く観察していると「座位」「羽繕い」「片脚立ち」「頭掻き」「尾振り」「欠伸」等々いろいろな仕草を見せてくれる。
[下町トム]
2012年9月11日 10:00
月島は古い町並みが今でもまだ残っている地区として、ノスタルジックな気持ちを味わえます。ただブラブラと散歩するだけでも、懐かしい雰囲気に心が癒されます。
もちろん、おなかがすいたときに訪ねるのにも楽しい町ですね。〝もんじゃ〟は当然有名なのですが、それ以外には古い民家を改造したり、昔のままの姿でお客を迎えてくれる店が多いのは嬉しい限りです。
今や「行列のできる居酒屋」として有名な〔岸田屋〕さんは何と言っても入口の格好がいいですね。ついつい誘い込まれるような親しみを醸しだしています。
居酒屋っていうのはこういうムードを持っているかどうかが大事なんです。
住所は佃ですが、月島駅近くの〔江戸家〕さんは知る人ぞ知る魚の旨いお店。駅から高層マンションの林立する方向に進むと、何ともレトロな感じの古い家造りに酒と魚の好きな者に呼びかけるように灯りが揺れます。
月島2丁目にある〔ステーキハウス山ぐち〕は、酒屋さんだった家屋を改造してオープンしたお店。
絶品のステーキを堪能できる隠れ家的レストランとして今や人気のスポットです。
月島3丁目の〔畳屋八角〕は粋なしつらえの店構えに惹かれます。
〝居酎屋〟と名乗るだけに焼酎の種類が豊富で、食材に合わせて飲み分けるのも楽しみの一つです。
月島にはこのような味わい深いお店がいっぱいあります。決して気取らず、それでいて味には厳しく、下町の優しさとプライドをしっかりと料理に活かしているお店があそこにもここにも・・・。表通りだけではなく、ちょっと角を曲がってみて下さい。今まで気づかなかったところにお気に入りのお店を見つけることができるかもしれません。
これから涼しくなってくると一層に、味覚を求めての夕方のグルメ散策も楽しいですよ!
続きを読む: 月島七不思議~第4話「古民家グルメ」
[銀造]
2012年9月 6日 09:00
Hotel Mariners' Court Tokyoは、晴海ふ頭に近く上層階から東京湾の絶好の景色が見渡せます。
レストランは1階にTokyo Continental Dining Mar Reina、寿司処吉亀寿司、上層階の12階にはSeaside auberge Le Havre があります。 今日は、この12Fのレストラン Seaside auberge Le Havre に昼食にやってきました。 昼食の料金は800円から1,350円ぐらいで、和食も洋食も美味しく頂けます。(料金は、2012年8月31日現在)
左の和食には、鰻の蒲焼、旬のお刺身とお野菜の煮付け、漬物にフルーツ,Total 1,350円、 右の3種のフライセットはミルフィーユ風の豚カツ、エビフライ、ハンバーグと付け合せのサラダに冷製スープ、パンがついて1,050円。飲み物は、料金に含まれており、 ドリンク・バーで、アイスコーヒー、ホットコーヒー、紅茶などが自由に楽しめます。 「ここなら、お父さんのお小遣いでも、外人さんを接待できるわね」とは、妻の言葉。 今度は、宵闇が迫った頃に、訪れてみたいな。
海が見たくなった時、船が見たくなった時は、お勧めの場所です。ホテルの詳細は、こちらをご覧下さい。 http://www.hotel-mariners.co.jp/