【遠足シリーズ第34弾】動物園のそばで育つ銀座の柳三世
こんにちは。アクティブ特派員のHanes(ハネス)です。
風が強めの日でも、寒いというより暖かいと感じる季節になりました。
近場でサイクリングしに行こうと地図を見ていたところ、江戸川区に「銀座の柳」なるものを発見!
持ち前のアクティブさを活かし、早速江戸川区へ自転車を走らせました。
お目当ての銀座の柳があるのは、行船公園!
ここの自然動物園には、オグロプレーリードッグ、コモンリスザル、ベネットアカクビワラビーなど可愛い動物たちがいるということで、以前足を運んだことがありました。
しかしその際は、動物園の入口のすぐそばにこんなにも立派な銀座の柳が植えられていることに全く気づかず、我ながら不思議に思っています。
こちらの柳ですが、看板にある通り三世!
裏側を見てみると、平成13年(2001年)に銀座ピープルによって寄贈されたことが分かります。
そのそばにある碑には、銀座の柳の発祥、安曇野との関係、「東京行進曲」、銀座の「柳まつり」、そして街路樹としての柳の問題や、銀座の柳が日本全国へと広がった経緯が記されています。
最後には、「ところで安曇野穂高町と江戸川区は昭和四十九年に友好都市盟約を結んでいます。そのことを考えあわせますと銀座の柳が、この江戸川区の地に植えられたことには深い縁が感じられるところです」とあります。
そのような縁もあって、銀座の柳が寄贈されたのでしょうか。
穂高駅前には銀座の柳が植えられているというので、今年こそは見に行きたいと思っています。
また、公園内の随所には、めくって答えが分かる子ども向けの看板が設置されています。
銀座の柳三世のそばの看板にある2つ目のヒントでは、銀座の並木に言及しています♪
まだ若葉が出てきたばかりですが、ゴールデンウィークの頃までには、随分と葉が茂るのではないでしょうか。
そのような姿もまた見てみたいものです。
銀座柳通りの柳は今
江戸川区で銀座の柳を見たら、中央区銀座にある柳が今どのような状況なのか気になってきました。
そこで向かったのが、街路樹として柳が植えられており、「銀座の柳由来」の碑がある銀座柳通り。
銀座の柳二世や四世が植えられている銀座8丁目や泰明小学校からは離れてしまいますが、中央通り周辺で買い物をする際に、柳も合わせて楽しむことができる通りなのです。
木によって葉の茂り具合に多少差はありますが、柳が風になびいており、街に爽やかさをプラス。
桜が見頃を過ぎても、柳の葉はこれから青々と茂ります!
銀座にお越しの際は、個性豊かな道端の植栽や歴史ある街路樹にも目を向けてみてはいかがでしょうか?