区報「区のおしらせ」(3/15号)で募集した、2009春「中央区の歴史散歩」第1回が4月18日(土)10時から人形町コースで開催され、30名が参加しました。
ことしで4年目になるこの行事は、中央区の歴史・観光まち歩きガイドボランティア活動を実施している「中央区文化財サポーター協会」が行ったもので、毎回好評です。
今回は"人形町界隈の下町情緒と隅田川河畔をまわる"コースで、水天宮から出発しました。国重要文化財の「清洲橋」では優美な橋景をながめ、歴史ある「新大橋」の解説を聞き、武家地だった浜町公園を散策。かつての浜町川を越え、老舗の店が並ぶ甘酒横丁を経て、「玄冶店跡」で"お富さん"の話題。富くじの「椙森神社」、「西郷隆盛屋敷跡」「谷崎潤一郎生誕地」などをまわって2時間の歴史散歩を終えました。(写真:椙森神社で)
参加者の多くは中央区民で、最近移り住んだ人もいて、「日ごろ見過ごしていたところに歴史があるのを知った」「ガイドしてもらったので興味が沸き、楽しかった」などの声が聞かれました。
なかには、中央区観光検定受検者もおいでになり、「現地を歩くと理解が深まり、ますます中央区の歴史を学びたくなった」、と熱心に語っていました。
次回は、すでに募集締め切りましたが、定員を上回る応募をいただいて、4月26日(日)築地・明石町コースで実施します。