銀座の老舗百貨店、松屋。その屋上にはベンチとテーブルが置かれ、街歩きで疲れた時や、ランチの折など、ビルの上を通り抜ける風に吹かれながらゆっくり過ごすことのできるスポットになっています。
さてその屋上では、松屋の社員有志によって野菜が育てられています。昨年の秋にはミニトマト、ゴーヤ、ナス、キュウリなどなど12種類の夏野菜を収穫されたそうです。「銀座グリーンプロジェクト」と名付けられたこの試み、ヒートアイランド現象の低減や銀座ミツバチプロジェクト(NPOによって実施されている銀座のビルでミツバチを育てるプロジェクト)への貢献を目的に始められ、今年4年目を迎えます。
街の真ん中で心地よい風を感じながら、ささやかな自然の恵みに目を向けてみると、一風変わった銀座体験ができそうです。また松屋地下1階の和洋菓子売場では、銀座産のはちみつを使ったケーキやカステラなどのスイーツも販売されています。これぞまさに地産地消の逸品。こちらも合わせて楽しまれてはいかがでしょうか。