お江戸日本橋と言えば、慶長8(1603)年、徳川家康が江戸幕府を開いてわずか1ヶ月後に架けられ、全国里程の原点(日本国道路元標)、五街道のスタート地点(お正月の箱根大学駅伝のスタートとゴール)、日本橋魚河岸(北詰東側)は昭和に入り現在の築地市場へ
移転するまでお江戸の台所であった。
慶長5(1600)年、オランダ船リーフデ号で漂着、江戸に出て徳川家康の外交顧問となり、サムライの称号を与えられたイギリス人のウイリアム・アダムズは、伝馬役の馬込勘解由(まごめ・かげゆ)の養女であったお雪と国際結婚し、三浦按針(みうら・あんじん)となった。現在の日本橋室町にあった彼の屋敷跡一帯は昭和初期まで按針町と呼ばれていた。
万治元(1657)年、御大工椎名兵庫によって造られた"日本橋の擬宝珠"が創業320年、老舗の漆器屋さん"黒江屋"(南詰東側)のウインドウ・ディスプレイに展示してある。352年前の日本橋にタイムスリップ!
その向かいには創業297年、K&K印の蟹缶でおなじみ、国分本社ビル、1階にある和食ダイニングバーは、その名も『ニホンバシイチノイチノイチ』、各地名産の食材によるアラカルト、蔵元直送の日本酒、世界のプレミアム・ワイン、ジャズの流れるスペースはおしゃれなグルメにジャストフィット!
江戸城建造の水路となった日本橋川(堀川)沿いのリバーサイドは2016年に招致予定の東京オリンピックに繋がるウオーターフロント開発の原点と言えるのではないだろうか?
日本橋界隈の散策後、400年以上の歴史を誇る日本橋の袂、リバーサイドテラスでグラスを傾け、ちょっぴりお得なHappy Hourで、楽しい仲間と一緒に"お江戸日本橋にCheers!"