四月十七日に文化審議会の答申を受け近日中に行われる官報告示を経て、百貨店建築として始めての重要文化財の指定を受ける運びとなりました。
日本橋高島屋の本館は「意匠的に優秀なもの」として評価を得ており、「西欧の歴史様式に日本的な要素を加味した高橋貞太郎による
当初設計部分と、近代建築の手法を駆使した村野藤吾の設計による増築部分から成り立っており、その全体が一体不可分の建築作品として完成度が高く、わが国の百貨店建築を代表するものの一つとして重要である」と評されています。
1933年(昭和8年)に竣工された日本橋高島屋のことについてまだまだ詳しいことを知りたい方は
正面口のコンシェルジュの所にパンフレットの用意があります。