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◆中央区 ここに歴史あり<2> ~交差点に残る、今なき橋~

[巻渕彰/写楽さい] 2009年6月 3日 09:00

前回(第1回)は歴史地名の霊岸島を取り上げたが、今回は、今はもう存在しない橋が交差点名称になっているところを紹介したい。


中央区は現在でも 東京都区部で水面率第1位であり、fish水の都と呼べる。かつてはほとんどの地区が堀割・河川に囲まれた地域であった。戦争直後を知っている方はもちろん、東京オリンピック直前まではあちらこちらは水辺であった。そこには橋が架けられ、人、車が行き交っていた。その後、首都高速道上に変身した橋は今もいくつか存在するが、埋め立てられた川に架かっていた橋はその姿を消していった。


impactところがどっこい! 歴史の橋名が残っている。どなたでもご存知の数寄屋橋、鍛冶橋、呉服橋などは交通の要衝であり、交差点名称になっている。


では、写真の、今はなき橋名のついた交差点signalerはどこにあるのでしょうか?


もちろん、設置場所はすべて 中央区内で、高速道路上に架かる橋ではない。これらの橋の由来を調べるのもいいかもしれない。


(1) 蓬莱橋(「らい」は異体字で別字)、(2)鞍掛橋、(3)土橋、(4)有楽橋 


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*ついでながら、「土橋」の右端の交通標識をご存知だろうか?  今の時代、大八車の印がなぜか懐かしい。この交差点に設置されている事由はどうしてなのか? この標識は「自転車以外の軽車両通行止め」だが。*写真はすべて2009年5月撮影。