蛎殻町に生まれ育った私が、長年住み慣れた蛎殻町2丁目の家を畳み、箱崎町のマンションに終の棲家を定めたのは平成9年のこと。
この10年足らずの間に箱崎町は、またまた大変貌を遂げ、この一帯が40年程前まで「永久島」と呼ばれる島だったことなど、覚えているのは住民の中でも少数派ではないでしょうか。
この間に特に目立ったことの一つは、町中に赤ちゃんの顔とベビーカーの数が格段に増えたこと。
10年前、うちのマンションでは赤ちゃんの顔は殆ど見ませんでしたが、いまやお誕生ブームです。
聞くところによると,中央区、特に日本橋地区の人口増加率は全国トップレベルとのことで、少子化が云々されている折から誠に心強いデータではないでしょうか。