じめ~っと蒸し暑い日曜の午後、爽やかな甘味を求めて、日本橋の三井タワー2Fにある千疋屋フルーツパーラーに行ってきました。
日本橋界隈の 人出はさほど多くありませんでしたが、千疋屋に関してはさすが有名店、15分ほど店の前で待つことに。待たされるといやがうえにも、期待が高まります。店の前には旬の味ということで、マンゴーパフェの看板などが置いてあります。
三井タワー1階のフルーツ売場では1万円を超えるものも売られているマンゴー。庶民にとっては"ぜいたく"という言葉の意味を軽く超えているようなその値段に恐れをなし、マンゴーパフェではなくピーチパフェを注文しました。
でもこれが大正解!!
桃はどこまでもみずみずしく、柔らかく、旬の味覚をしっかりと感じさせるものでしたし、生クリームやバニラアイスも、決して前に出すぎない、上品な甘さ。パフェ上から順に頂いていって、最後の締めに登場するのは、ガラスの器の底にそっと残された桃のソース。これがまた美味しいこと!桃で始まって、桃で終わる、あくまで桃が主役のピーチパフェ。大満足でした。
千疋屋の創業は1834年(天保5)。175年の伝統の味をしっかり感じることができました。