10月25日(日)午前10時から、明石町の
「出会いと ふれあいと 感動と」をテーマに、福祉と健康のまちを目指して、地域で生活するすべての方に、ふれあいと交流の機会を通じて、相互の理解と親睦を深めるのが目的で、毎年実施されている。主催は健康福祉まつり実行委員会、
当日は、区立郷土天文館(タイムドーム明石=写真上は1階入口)も無料公開され、常設展示室では来館者が中央区の歴史・文化展示に見入っていた。開催中の特別展「匠の生きたまち」(11月29日まで)にも多くの人が足を運んだ。
特別展会場内では午後2時から、「縫い紋の製作実演」が行われた。この実演は、江戸刺繍で着物などに家紋を縫い入れる「縫い紋」の技で、披露するのは
次回の製作実演は「中央区まるごとミュージアム2009」イベントにあわせ、11月1日(日)午後2時から、「手植えブラシの製作実演」で江戸刷毛・東京手植えブラシ職人の田中三郎氏が予定されている。
同まつりの会場は屋外、屋内と広い範囲にわたり区内の各種組織・団体が参加した。中央区初の認定まち歩きボランティアガイドである「中央区文化財サポーター協会」も教育センター5階多目的ホール会場に出展した(写真下)。同会は毎年連続参加し、中央区のまち歩きの紹介や歴史資料の展示などを行っている。
今回は「50年前の中央区写真」約100点や3枚続きの錦絵図版の日本橋、両国橋など江戸・明治期の中央区関連6景などを展示。体験コーナーでは「ミニミニ半纏を折ろう!」を用意し、同会特製の折り紙を折ってもらい、来場記念のお土産にしてもらった。なかでも50年前の中央区各地の写真や半纏折り紙に来場者の関心が寄せられた。