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納めの歳の市

[北遊人] 2009年12月25日 17:30

川崎大師東京別院 薬研掘不動院 の周辺、東日本橋駅清杉通り沿いに12月27日から29日にかけ恒例の納めの歳の市が開かれます。 (毎日12時から20時まで)

東京の歳の市の納めをつとめる「納めの歳の市」であり、お正月用品、衣料品、バッグ、雑貨など150軒ほどの露店が立ち並びます。

大通りから参道入り口に門が作られ、たくさんの提灯が見えます。

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こちらが 川崎大師東京別院 薬研掘不動院 です。

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お不動さんにお参りしましたら向かって左側の植え込みを覗いてください。江戸時代からの歴史が凝縮されています。

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 上の画像がその全景です。

中央が弘法大師尊像です。

その左奥が順天堂発祥の碑です。

 天保9年(西暦1838年)順天堂始祖佐藤泰然この地に和蘭醫学塾を開く、とある。

中央右奥が講談発祥記念之碑です。

 これに因み28日夕方より門前にて講談協会による辻講釈がおこなわれるとのこと。

入り口左にある立派な石碑が 納めの歳の市之碑 です。

正面から見ますと 線刻画と説明文碑陰の記 によりここ薬研堀界隈の賑いの歴史が彷彿とされます。 ご覧ください。

012.JPG  碑陰の記 の前段部分をご紹介します。

 遠く江戸時代の中頃より江戸の街では12月に入ると各地で歳の市がたった

歳の市とは門松 しめ縄飾り 羽子板等の正月用品を売る市を云う かって東京の歳の市は 12月         14日15日の深川八幡に始まり 浅草観音 神田明神 芝の愛宕神社 平川湯島の両天神を廻って

最後は 28日の薬研堀不動尊で終り 特にこの市を薬研堀不動尊納めの歳の市と言われた 初め        の頃は梅の盆栽が売られ梅の市とも呼んでいた 戦前は何十軒もの羽子板屋が 不動院前に並び

横町には 神仏具 臼 杵 まな板 ざる 箒 等の迎春用品の露店が出店し当時の千代田小学校の通りには「がさ市」が立ち しめ飾り 門松 竹 海老 こんぶ等が 威勢よく売られ 身動き出来ぬ位の人出に下町情緒豊かな歳末風景がみられた、、、、、