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新春の浜離宮恩賜庭園

[ゆりかもめ] 2010年1月 5日 09:00

 明けましておめでとう御座います。 2010年の幕開けです。

お正月の三ヶ日間は お天気に恵まれ、三日目が今・・穏やかに暮れようとしています。

一富士、二鷹、三茄子の夢は見ませんでしたが 放鷹術や合気道の実演のある浜離宮を訪れました。

 

冬牡丹の展示があり その美しさに見とれてしまいました。

牡丹の大輪.jpg

 

ホシハジロ(雄)が「潮入の池」で遊んでいます。

波が穏やかで 静かに水面が揺れる度に 空の青や木々の緑による模様の変化を面白く眺めました。

   ホシハジロ(汐入の池).jpg

 

「放鷹術」の実演で鷹匠が鷹を放つ所です。 

 鷹狩り 放鷹.jpg

 

「振り替え」・・・・30~40m離れた鷹匠から放たれた鷹が 地面すれすれに飛んで来て 急上昇し 

          別の鷹匠の左腕に止まります。

 鷹の振り替え.jpg

 

実演を終えて 鷹と共にホット一息つく鷹匠です。 

 鷹匠と鷹.jpg 

 

 「据え」・・・・・・・水平に保った拳の上に 鷹を安定して止まらせておく。 すべての術の基本です。

 鷹狩りの実演を終えて.jpg 

 

「渡り」・・・・・・・樹上に居る鷹を拳に呼び返します。

「据え替え」・・・鷹匠以外の人の拳に鷹を止まらせる。

「振り鳩」・・・・・一人の鷹匠が細紐をつけた鳩を振り、樹上又は別の鷹匠の拳から鷹を呼び寄せ

         近づいた所で 鳩を投げ上げ 空中で掴ませます。

鷹匠の衣装は 明治時代より 鳥打帽子(ハンチング)地下足袋を使用するようになりました。

鷹は非常に繊細であり 大勢の観客に囲まれ ビル風が吹く中での実演は 鷹匠の方々も大変な御苦労をなさっている事と思います。

4世紀頃に日本に伝わったというこの伝統文化は 後世に伝えて行かねばならないと思いました。