2月は冷たい雨でのスタートとなりましたが、春は着実にそこまで来ています。
というわけで、今日はこれから見ごろを迎えそうな梅の木をご紹介します。
写真は、佃波除稲荷神社(佃1-8-4)の横手に咲き始めた梅の花です。
この佃波除稲荷神社、すぐ近くの住吉神社
(佃1-1-14)に比べると、あまり知られていない
かもしれませんが、とても面白いものが見られます。
さて皆さん、この写真の「さし石」とは何かおわかりでしょうか?
ヒント:「さし石」の「さし」は「持ち上げる」という意味
もうおわかりですね、これはその昔、「力くらべ」に用いられた石なのです。
関東大震災のころまで、佃地域の力自慢の男たちが、この力石を
持ち上げてその力を競っていたとか。見た目は小さいかもしれませんが
なかなかどうして、そう簡単に持ち上げられるものではありません。
ちょっと「通好み」の佃波除稲荷神社に立ち寄って、
陰でひっそりと春の香りを漂わせている梅の花に誘われてみれば、
目の前には朱の佃小橋が・・。