都会の樹木は、狭い土壌空間・ビルの狭間の日陰・夏場の乾燥・大気汚染・剪定/刈込み等厳しい生育環境に晒されながら、さまざまな機能で我々の街や暮らしを彩っています。
樹種の選定に際しては、街路環境耐性・剪定の手間・病虫害耐性等維持管理の容易さ等の適性に加え、樹形・花/実・若葉/紅葉の見映え、地元の要望・地域特性・景観等を勘案の上、調整されるとのこと。
樹種の人気も時代により変遷が見られるようです.
ここ並木通りでは以前はプラタナスが植えられていたようですが、平成のはじめ、道路が大改修され、舗道の拡幅・カラー舗道化と共に、時代の要請でシナノキ(現地のプレートにはリンデン<西洋シナノキ>とありますが中央区の資料ではシナノキ)へ順次植替えがなされた模様。その若葉が徐々に芽吹きつつあります。
さて上の写真は何れも並木通り。左が1丁目から4丁目、右が5丁目から8丁目の街並みです。
其々雰囲気を異にしますが、今回は5丁目から8丁目側に注目!
そうです。5丁目から8丁目には計4基のミドリのポストが設置されています。
通りの雰囲気に溶け込んでいますね。
こだわりはこれだけではありません。
電話ボックスの屋根もミドリ。
街灯のかさもミドリ。
丁目表示数字もミドリです。
ミドリ一色。
皆さんご存じでした?