浜離宮恩賜庭園は、草木や花の宝庫、都会のオアシスであると共に、江戸時代を代表する歴史的遺産の大名庭園。
都立公園では唯一、潮入の池の状態で現存する池泉回遊式庭園で、鴨場の施設が見られるのも都内ではここだけ。
四季の自然に加え、その歴史・文化に触れることが出来ます。
この文化財庭園を保護し次世代に伝えるため、平成16年度から復元・整備事業が進められています。
昨年度は、江戸城などの城の石垣と同じ積み方で造られた内堀の石積の掘割や階段状の船着場などが修復され、往時の姿が再現されています。
園内に5つあった茶屋の1つ「松の茶屋」は現在復元工事中です。
土曜・日曜・祝日の11時と14時にはボランティアによる庭園ガイド(無料)が、また随時ガイド端末(最先端ユビキタスコミュニケ―ター)の無料貸出実施中。
30万本の菜の花が咲き誇る春麗らかな庭園で、江戸時代にトリップされては?