ある日、築地場外で夢中になって買い物をしていた私。急にのどの渇きを覚えました。
「まだ買い物の途中だし、休憩はあとにしよう。でも何かちょっと飲みたいなあ・・」
なんて思っていたら、タイミングよく目の前においしそうな日本茶が差し出されてびっくり!
ありがた~くその1杯をいただいて元気を取り戻し、買い物を続けました。
場外で買い物をしたことがある方なら、きっと同じ体験をしていることでしょう。というのも
老舗日本茶専門店うおがし銘茶の築地場外店では、入れたてのお茶を配って試飲させて
くれるからです。歩き疲れて、小ぶりのカップに入った爽やかな香りのお茶で喉を潤したときは砂漠でオアシスを見つけた旅人のような気分でした。
買い物が終わると、今度はゆっくり座っておいしいお茶を飲みたくなるもの。
築地市場からほんの数分歩くだけで、さっきの人混みとはうって変わって静かな空間で
お茶を楽しむことができる、もうひとつのオアシスをご紹介しましょう。
上記のうおがし銘茶が「おいしいお茶を楽しむきっかけに」と13年前にオープンした喫茶室、茶の実倶楽部では、日本茶(お湯・急須・湯ざまし付)とお菓子のセットが300円または500円で楽しめます。
これが300円なんて・・おどろきです。お湯もついてくるのでゆっくり何杯も味わえます。
メニューをみると、「しゃん」「これから」「にゅう」とユニークなお茶の名前が並んでいます。
高圧で抽出するエスプレッソ・コーヒーの日本茶版、お茶プレッソ(100円←タイプミスではありません。1000円ではなく100円!)もぜひ試してみたい味。
2階は和風のインテリア
3階はアンティークな雰囲気の洋風インテリア
席がゆったりしているので、落ち着けます
ステンドグラスから差し込むやわらかな光が素敵でした
おいしいお茶の入れ方をその場で教えてもらえるので、お茶の知識ゼロでも安心。
うおがし銘茶のサイトでは、おいしいお茶の入れ方を動画で紹介しています。
1階では茶葉の他、茶器も良心的なお値段で販売されています。
気軽にお店の方に尋ねてみましょう
茶の実倶楽部では、毎月様々なイベントが行われています。人気の「茶遊会」はもう30回目。今回(5月10日(月)~15日(土)10~17時 ひとり500円)は、新茶飲みくらべの他、新茶のてんぷら、新茶もちなど面白そうなメニューが用意されています。
茶遊会では「風まかせ」「おせっかい」といった、これまた楽しい名前の限定茶も販売。
遊び心のある名前のお茶は、ウィットのきいたギフトにもよさそう。
また、茶の実倶楽部と同じくうおがし銘茶が運営する茶・銀座では、新しい年の新茶を祝って、「謹賀新茶パーティー」が開催されます(5月1日(土)~3日(月)11~18時 ひとり500円 ドレスコード:新茶色、参加者には新茶をプレゼント)
お茶は種類が豊富。どれを買おうかといつも迷います。気軽にいろいろなお茶を試せる場があるのは嬉しいですね。ちょうど新茶の季節、今年のGW連休は日本茶三昧でGolden Tea Week !
(英語で日本茶はGreen Tea ですが、本当においしいお茶の色は黄金色なのだそうです)