新橋演舞場での「東をどり」を見てきました。
実は、中央エフエムのプレゼントに当選したのです。
今まで籤運が悪かったので、まさか当選するとは思いもしませんでした。
4月29日当日は天気もよく、沢山の方々が新橋演舞場に詰め掛けて
いました。今年で86回目にもなるのですね。
当日の演目は、「水仙丹前」、「江戸廓ばなし」、「新橋宵の賑わい」
でした。
いよいよ開場です。 「東をどり」の紅い提燈に、期待も膨らみます。
二階に設営されたお茶室では、綺麗な芸者さんと、
(此処、新橋では「お酌さん」という呼ぶ)可愛い半玉さんが、
がお茶を点ててくれました。
芸者さんが愛用の扇子が飾られていました。
さて、そろそろ開演です。
残念ながら、写真撮影は禁止でしたので、後は、踊りの報告をします。
番組案内によると、
一、上の「水仙丹前」は、江戸時代に丹前風呂と云うのがあり、ここに通う侍が、髪型や服装、歩く姿まで工夫を凝らして丹前風と謂われる様になり、これが舞踊に取り入れられたものが丹前振りです。
今回は、美しい遊女と若衆の五人立ちに依る華やかな開幕舞踊に仕立ててみました。」とありますが、
正に、黄緑など春らしい衣装をまとった若衆が軽やかに踊る様を見て
自分が祇園で遊ぶ大石内蔵助になったような気分になりました。
二、下の「江戸廓ばなし」は、花魁と新造が華やかに繰り広げる粋な廓の情緒が、たっぷり伝わってきました。 浄瑠璃、三味線の伴奏がぴったり合って、「江戸時代の吉原の雰囲気」が窺えました。
30分の休憩の幕間には、芸者さんが、快く、写真撮影に応じてくれました。
休憩を挟んで再開された「新橋 宵の賑わい」は、正に芸のオン・パレード!
第二景の春景色は、鏡を使った障子に映る二人と舟の灯火。背景に紅白の花桃が。 鏡障子に映る芸者さんが何人にも増えて、幻想的でした。
鶯の鳴き声を流しながら、一旦真っ暗になりました。
第三景は、急に明るくなって、梅林と竹林の前に七人の芸者さん。
元禄絵巻を見ている様でした。
第四景の川風、第六景の築地明石町も船の汽笛としっとりとした唄と
舞が見事でした。
最後の第九景は、フィナーレ。真っ暗になった中で、半鐘と太鼓の音。
ぱっと明るくなって、横一列になった18人のご挨拶をいただき
手締めの後は、総踊り。
ご祝儀の「東をどり」の手ぬぐいが投げられて、これもゲットしました。
こんな嬉しい体験をすると、「日本文化は守っていかないといけない」と、りきんだ私。
「東をどり」のHPは、こちら。http://www2.odn.ne.jp/shinbashikumiai/
中央エフエム84.0 のHPはこちら ↓
Hello Radio Cityのブログには、いろんな情報がたっぷり満載!http://fm840.jp/blog/hello/