平成22年度の特派員になりました通称「O傘(おおさん)」です。よろしくお願いします。
鐡砲洲稲荷神社は、
JR京葉線・東京メトロ日比谷線「八丁堀」駅より徒歩5分の湊一丁目にあります。古来より産土(うぶすな)の神・生成(いなり)の神として地域の信仰を集めてきましたそうで、今年は1170年に当たるそうです。例大祭の開催期間は5月1日から5月5日までです。初めてですが、その中の5月2日と3日に行ってみることにしました。
5月2日(日)は新富座こども歌舞伎の奉納公演が神社の神楽殿で行われました。明治時代に歌舞伎で有名な新富座のあった新富町が氏子に入っており、子供の演技や舞踊指導そして衣装、かつらなど、また長唄、お囃子などが本格的です。神社の境内が満員で外にあふれるほど大勢の人が見物に出かけてきました。結構人気なんですね。
演題は、有名な「寿式三番叟」、「三人吉三巴白浪(大川端庚申塚の場)」、「白波五人男(稲瀬川勢揃の場)」。
演ずる子供は小学3年生から中学1年生と、まだあどけなさが残る10歳前後の男女ですが、練習の成果が実って、子供たちはみんな歌舞伎役者になりきった見事な演技でした。
観客からは、「待ってました!」、「日本一!」、「新富町!!」の掛け声がかかり、大いに盛り上がりました。来年も楽しみです。
朝9時過ぎに神社を出発(宮出し)して夕方6時過ぎに戻る(宮入り)長丁場です。沿道の見物客も大勢出ました。