三越日本橋本店は江戸時代に呉服商の越後屋として開業したのがはじまりですが明治37年に「デパートメントストア宣言」を行い日本で最初の百貨店となりました。
ルネッサンス式建築を取り入れた現在の建物は昭和10年(1935)に完成しました。
平成11年(1999)には東京都から「東京都選定歴史建造物」に選ばれています。
ライオン・パイプオルガン・三越劇場でも有名ですがいつも気になっていた中央ホールの「天女像」と
アンモナイトの化石を含んだ柱を御紹介します。
天女(まごごろ)像
お客様に対する基本理念「まごころ」をシンボリックに表現する像です。
名匠・佐藤玄々先生が約10年かけて完成された大作です。
本店の1階中央ホールに創立50周年を記念して1960年に建立されました。
瑞雲につつまれた天女が花芯に降り立つ瞬間の姿です。
全体像は皆様はよく御存知かと思い、像の中の中心部のみを大きく写しました。
アンモナイト
大理石を多く使用した内装の中には恐竜時代の大小さまざまな化石が沢山、含まれています。
中に閉じ込められているのはアンモガイ・菊石と呼ばれています。
三越本店の中で柱や壁等 あちこちで見られます。