東京消防庁臨港消防署は中央区晴海5町目にあります。
勝鬨5丁目から仮庁舎として昨年8月3日に引っ越して来ました。 陸の消防と海上の消防の両面から私達を守って下さっています。 消防艇は5隻あり水上スクーターも2隻あります。 海上での火災や架線が切れた時等の事故、人命救助等に活躍している他、大型外国客船の来航の時は歓迎の噴水を上げたりしています。
大量放水が可能な大型科学消防艇です。
毎分 10000、 7000、 5000Lの放水銃を2基づつ装備しています。
すみだ 39トン 最高速度 20ノット
伸縮放水塔を装備し、タンカーや高所への有効放水を可能にした30トン級の
化学消防艇です。
ポンプ性能、放水能力が高く、陸上遠距離大量送水車との連携が図れる
150mm放水口を装備しています。
はるみ 11トン 最高速度 40ノット
しぶき 4.9トン 最高速度 30ノット
はるみ、しぶき、は水難救助隊としてペアで出場する操縦性に優れた
水難救助専用艇です。
はやて 4.8トン 最高速度 30ノット
海上災害現場で指揮艇として活動します。
水上スクーター (雷神と風神) 0.38トン 最高速度 30ノット
水難救助現場で情報収集・命令伝達等に威力を発揮します。
私は消防署の近くに住むまでは不覚にもこのような事を深く意識しなかったのですが、いつも私達を
いろいろな災害や事故から守り活躍なさっている事に改めて感謝して居ります。
毎年3月には区民にも消防署を開放して興味のある方には見学して頂く日を作るそうです。
是非そのような機会を利用して理解を深めて行きたいと思います。
※ 昨年のブログにも掲載しましたが、コスタクラシカ(大型客船)がレインボーブリッジを潜って
晴海埠頭に入港してきた時、 噴水を高く上げて歓迎の意を伝えていた「みやこどり」と「すみだ」 の事を思い出しました。