銀座近くで仕事を終えた平日の宵。前から一度行ってみたかった
銀座の老舗バー・ルパンへ行って来ました。
およそ余分な装飾のない鉄扉をおそるおそる開けます。
地下への階段を下りて行くと「いらっしゃいませ」と明るい声をかけられました。初めての店でさっとお店の方に声をかけてもらうと安心できます。
ずっと歩いていて喉が渇いていたので、まずビール。
喉越しのさわやかさを味わったあと、店を見まわしてみます。
十数席のカウンターとテーブル席がいくつか。そのその8割ほどが
埋まっています。年代はビジネスマン風の中高年の人が多く、
落ち着いた店の雰囲気です。
ビールを飲み終えると、カウンター内の女性がさりげなく2杯目を勧めてくれます。
押しつけがましくない適度な距離感での接客です。
バーらしいものを頼もうと思いギムレットを注文しました。ライムの香りがさわやかでした。
バー・ルパンは昭和3年創業。昭和40年代にはビルを改築しましたが、
内装は以前のものを取っておいて、昔のままに復元したそうです。
くすんだ白壁やオーセンティックな木目の装飾などに老舗バーの風格がにじみ出ていました。 バーなどにふらっと入り、銀座らしい夜を楽しみたいときにはお勧めのお店。
女性一人でも安心して飲むことができると思います。