各地で夏の全国高校野球選手権大会の地方予選が始まりました。
ふるさとの母校や強豪校の結果が気になるこの時期、おすすめのスポットが、佃にあるニュースアートサロンです。
ニュースアートサロンは共同通信社が、同社の研修・交流センターの1階に社会に開かれた文化施設として開設したスペースで、誰でも利用できます。
住所:中央区佃2-1-3 (有楽町線・大江戸線の月島駅4番出口から徒歩10分)
開館時間:午前10時~午後5時
休館日:日曜・月曜・祝日・年末年始・旧盆期間
入り口から続く壁に並ぶ、歴史のあゆみを伝える様々な写真
ここでは、国内外の最新のニュースはもちろん、これまでの歴史を記してきた貴重な写真や映像を見ることができます。ニュース通信社の施設というとちょっと緊張してしまいますが、写真撮影の許可をお願いしたところ、スタッフの方がとても親切に案内して下さいました。
中島さん、ありがとうございました!
ニュースが美術館のアート作品のように展示されています
そして冒頭に書いたとおり、この時期特に嬉しいのが、ずらっと並んだ全国の新聞。
ネットの時代とはいえ、紙派の私としては新聞はやはり両手に広げて読みたい・・。
地方予選1回戦からの経過情報や、各校選手のちょっとしたエピソードなどは、
地元紙のきめ細かい取材ならでは。そして、高校野球だけでなく、全国紙には載らない
ローカルなニュース、意外な作者が意外な地域の新聞に連載している小説、などなど、
地方紙には魅力がたっぷりですよ。
美しく並べられた在京紙7紙、地方紙49紙。今日はどこを訪れましょうか。
パネルをタッチして、各地域の新聞の紙面レイアウトを画面上で比べることもできます
高層集合住宅ビルに囲まれた佃の一角にあるガラスの建物に、日本各地から世界各国、そして過去から現在までの様々なニュースが凝縮されているなんて、ちょっと誇らしくなりました。