暑い日が続く毎日の合間の曇空・時々雨の金曜日聖路加病院の真向かい明石町にある「タイムドーム明石(中央区立郷土天文館)へ行ってきました。
聖路加病院には良く行きますが、この前にあるタイムドームへは行くのは初めてです。中央区保健所等複合施設の6階にあります。下の写真は1階の入口です。
エレベーターで6階に上がるとそこはもうタイムドームの入口です。
入場券を自動販売機で購入し展示室に入ります。
展示品は江戸城下の成り立ち:遺跡から出土した芝居小屋の入場券 - 日本橋と魚河岸:江戸時代から関東大震災まで日本橋にあった魚河岸の模型がなかなか良くできていて当時の面影がよくわかりました。佃島の漁師が今でも徳川宗家に白魚を贈っているというその白魚を入れていた鋏箱と朱色の内箱 - 商家と職人たち - 蘭学の隆盛と築地居留地:今でも有名な数多くの私立学校がこの居留地で創設されたことに驚きました。 - 銀座の繁栄 - 中央区の文学:ゆかりの文学者の紹介(龍之介、藤村、透谷等々10名の紹介) - 月島と水辺の文化 という構成でそれほど展示品も多くなく見やすい展示で中央区の歴史が興味深く見れました。内部は写真撮影禁止ですがそれがかえってよく展示品を見ることになりました。その後映像コーナーで「幻の万国博覧会~月島四号地(晴海)の万博計画とその背景(上映時間30分位)を私一人で見せてくれました。話では聞いていましたが中止になった万国博のいきさつなどわかって面白い映像でした。
約1時間でしたが充実した見学でした。
その後近くには名所・旧跡がありその後の散歩には楽しい場所です。お弁当を持って1日この辺りで過ごすのもいいのではないでしょうか。
近くにある「慶応発祥の地」と「蘭学事始」の記念碑