現<西仲通地域安全センター> 元<西仲通交番>
交番が先に建っていたが道路の拡張で歩道からはみ出した為、地元住民から「はみだし交番」と親しまれていた月島の元「西仲通交番」。
月島警察署の前身京橋月島警察署が大正10年頃に設置した巡査派出所の1つ。大正15年に木造から鉄筋コンクリート造りに改築、警視庁最古の現役交番として活躍していたが、平成19年に廃止。現在は「地域安全センター」に生まれ変わっている。
「地域安全センター」とは昼間帯に地域安全サポーターが配置され、主に地理案内、地域安全活動を行っている。因みに「地域安全センター」は青色標灯(交番は赤色標灯)、名称は青色の看板に表記される。
明治7年に警視庁に「交番所」が初めて設けられたが、その名称の由来は、当時警察官が警察署から特定の場所に出向いて、交替で立番をしたからといわれる。明治14年、交番所の建物が建てられ、そこで仕事をする現在の形に変わった。
明治21年に「派出所」「駐在所」という名前で全国統一されたが、創設当時の「交番所」という名称がそのまま「交番」という呼び名で残った。今日「交番」という呼び名が市民の間に定着し、国際語としてもそのまま通用するほどになっていることから、平成6年、正式名称も「派出所」から「交番」に改められた。
交番は、市街地の各所におかれ、警察官が交替で勤務。
<リバーシティ駐在所>
かわってこちらは、平成14年都内初の夫婦駐在所として開設の佃「リバーシティ駐在所」。
駐在所は原則として、一人の警察官が家族と共に地域に居住し、地域の安全を守る活動を行っている。
旧い街並みと高層マンション群が同居する人口急増地域。時代の要請に応えて誕生の由。現在3代目の警察官夫婦が駐在。
<晴海埠頭警備派出所>
平成3年「晴海埠頭派出所」として開設され、平成19年に「晴海埠頭警備派出所」として運用開始。
「警備派出所」とは空港や大使館、各種公邸や要人私邸の門前などに設置される警察施設。
晴海客船ターミナルと一体化したデザインが目を引く。