8月21日(土)10:00、高知のアンテナショップ「まるごと高知」が銀座にオープンしました。オープニング・セレモニーやお店の中の様子などをご紹介します。場所は、外堀通りと銀座柳通りの交差点付近で、沖縄のアンテナショップ「銀座わしたショップ」のお隣です。
【オープニング・セレモニー】
開店1時間前に到着しましたが、すでにテレビ高知、日本テレビ、NHK高知放送局などのテレビ局のカメラがズラッとならんでリハーサルを行っていました。 オープニング・セレモニーは、午前10時から始まり、尾崎正直氏(高知県知事)の挨拶のあとテープカットが行われました。知事の挨拶では、「構想から2年4カ月でオープンにこぎつけた。高知県の魅力をまるごと銀座に持ってきたので食・物産などの魅力を知っていただき、末永くご愛顧をお願いいただきたい。」・・・とのこと。
テープカットには、知事のほか溝口氏(県議会・議長)、川上氏(県地産外商公社・代表理事)、佐藤さん(JALキャビンアテンダント、高知県PR大使)、下岡さん(高知県出身ANAキャビンアテンダント)、そして龍馬とお龍さん(「土佐・龍馬であい博」のキャラクター)も駆けつけて行われました。(写真は左から、(敬称略)下岡、川上、尾崎、溝口、佐藤の順) 【待ち行列】 オープニング・セレモニーが終わっってすぐに、長蛇となっている列の最後尾にならびましたが、列は店の横の細い路地からビルの裏側をぐるっと回って、高速道路脇の「銀座・さくら通り」までのびていました。だいたい300番目ぐらいだったと思います。 暑い中、約1時間半ほど並んで、入口で整理券をもらってやっと中に入りました。並んでいる途中、スタッフが小さな紙コップに冷たい「土佐の番茶」をいれてひっきりなしにサービスしていただいたお蔭で水分補給ができました。また知事さんも列を回って歩き、お詫びの言葉をかけていらっしゃいました。 【店内の様子】 入口で整理券と土佐茶ティーパック2個とお試しゆず果汁パック2個を渡されて店内に入りました。 1階・地下1階とも大勢のお客さんでごった返し状態でした。
地下1階は「とさ蔵(ぐら)」と称してお酒・工芸品・観光案内などのフロアで、オープニング・セレモニーの知事の挨拶の中で、高知の19の酒蔵から約300種類の土佐酒を用意した・・・とのこと。たくさんのお酒が所狭しと並んでいました。坂本龍馬に因んだラベルの銘柄もたくさんありました。試飲(一杯150円)。
2階はレストラン「TOSA DINING おきゃく」で「おきゃく」とは土佐弁で「宴会」の意味だそうです。レストランは74席、その他個室もあり、2階の入り口には硝子張りのオープンキッチンがあり、かつおを捌く実演がみることができます。レストランは予約ですでに満席でした。
1階は「とさ市(いち)」と称して、農水畜産物・加工食品等の食品販売フロア。入口をはいってすぐの催事スペース・旬のお勧めコーナーでは高知の野菜や安芸市産「ハッピートマト」のジュース・発泡酒を売っていました。ゆずや小夏など清涼飲料水、調味料やお菓子、かつおなどの海産物加工品などのラベルには、「坂本龍馬」の名前が目立ちました。
【その他】
地方自治法60周年記念貨幣(高知県分)の500円硬貨(表面:坂本龍馬、裏面:古銭のイメージ)が、レジのお釣りとして配られました。(8月21日、22日、25日、28日、29日 各日先着2,000名(希望者)様だそうです。)
なお、「まるごと高知」の筆文字ロゴですが、今年のNHK大河ドラマ「龍馬伝」の題字を書いた書家・紫舟(ししゅう)さんが書いたそうです。
夕方、ふたたび「まるごと高知」の前を通りましたところ、8月21日は全国高校野球「夏の甲子園」で沖縄の「興南」が優勝。お隣にある沖縄のアンテナショップ「銀座わしたショップ」に向けて、「祝 沖縄興南優勝」の張り紙が貼られていました。
そしてお隣の「銀座わしたショップ」には、「まるごと高知様、オープンおめでとうございます。」のメッセージが貼られ、入口の赤門には「興南、春夏連覇」と題した沖縄タイムスの号外が貼ってありました。
以上、簡単にアンテナショップ「まるごと高知」をご紹介しました。百聞は一見にしかず・・・是非、ご自身ででかけてご覧になってください。高知に行かないと入手できないものたくさん(?)ありそうですよ。なお、8月26日(木)~28日(土)に行くと「土佐ジロー卵」2個を無料配布するそうです。
また、「土佐・龍馬であい博」は来年(2011年)1月10日までだそうです。奈良の遷都1300年のイベントを見て、坂本龍馬の高知まで足をのばすのもよさそうですね。
アンテナショップ「まるごと高知」のホームページは、http://www.marugotokochi.com/