9月4日(土)10時から浜離宮公園で行われている「松の茶屋」復元工事を見学に行ってきました。前回は7月3日に見学会が行われて、そのときは建物の骨組みが出来上がったところでしたが、今回は屋根が葺かれ、建物内部も天井板が半分ほど取り付けられ、徐々に建物の姿が現れてきました。
7月3日の状況
9月4日の状況
屋根の杮葺きが、特にコーナーの部分に職人さんの技量が見られます。また忠実に復元するということで、資料から読み取れる釘隠しなども復元されたものが見られました。
松ぼっくりの釘隠しは文献資料から、蝉はこのようなものだったろうとの想像で再現したそうです。2種類作成しこのどちらを採用するかはこれから決めるそうです。また工事用のシートを一部取り除き前の「潮入りの池」が見られるようになっていました。完成したときのここからのすばらしい眺めが想像されます。チョット暗くなってしまいましたが写真載せました。建物奥に見えるのが「潮入りの池」です。
案内をされた方が丁寧に説明してくれ、またこちらの質問にもきちんと答えていただきよい勉強になりました。
これからの予定は9月末に足場解体、11月末完成とのことです。完成したときは是非見学に行こうと思っています。