10月13日(水)、特派員の柳さつきさんと一緒に、まち歩きツアー「東京証券取引所コース」のお手伝いをしてきました。このコースは7月14日にも行われており、今回は2回目です。1回目については、三日月さんの記事をご覧下さい。
朝、東京証券取引所に到着すると、すでにはとバスでやってきた高知県の高校生がたくさん。遠くからも見学に来るのですね。それにしても、社会科見学と言えば、新聞社と国会議事堂が定番だった私たちの世代。高校生の証券取引所見学に、日本人の「投資」に対する意識の変化を感じました。
最初に見た紹介映像では、アイドル風の女の子と天使のアニメキャラクターが案内役。若い世代の来場者が増えているということでしょうか。また、海外からの見学者向けに、英語版、中国語版もありました。株式投資に関心があるのは「日本のおじさん」だけではなさそうですね。
左:まずは映像で基本のお勉強。日本語・英語・中国語版があります。
右:見学者には案内冊子も配布。写真とイラスト入りで読みやすい。
次に、東証の方が所内を案内して下さいました。
左:暗くてよくわからないと思いますが、上部の真ん中に鐘が見えるでしょうか。これは1930年代に取引開始と終了を告げるため毎日使用されていた鐘です。現在は、新年の大発会、年末の大納会、そして新規上場の時だけ鳴らされます(皆さんもニュースでご覧になったことがあると思います)。
右:透明で公正な取引が行われるよう、常に東証のスタッフが監視しています。
フロアーに降りると、前回に引き続き今回も「歓迎 中央区観光協会まち歩きツアー」の特別メッセージが。
最後はパソコンを使った仮想株式投資ゲーム。株価を見ながら、次々入ってくるニュース速報に即座に対応して株式を売買するゲームです。一時も目を離せず、しかも素早く売買しないと他の人に先を越されてしまうので大変。実際のトレーダーはトイレにもなかなか行けないのでしょうねえ。ちなみに結果は柳さつきさんが1位。さつきさん、懐が暖かくなったところで、またいろいろな中央区のおいしいお店に行ってレポートして下さいね!
写真はいずれも仮想株式投資ゲーム「LIVE」の画面。銘柄もニュースも架空ですが、何といっても一番の架空は最初に1000万円の資金が与えられることかも・・。
さて、最後のお楽しみはやっぱりお買い物。1階のミュージアムトショップでは、Tシャツやマグカップ、ベースボールキャップ、文具など、東京証券取引所のロゴ入りグッズが販売されています(しかもどれもお手頃な値段!)。他では入手できない貴重なグッズばかりですので、見学の記念やお土産におすすめです。