「築地よりみち館」で期間限定の「魚展(GYO TEN)」を開催中。加藤休ミ(かとう やすみ)さんがクレヨンで描いた魚の原画展です。
今日(10/16(土))は築地秋祭り。天気も良いのでちょっと場外市場をのぞいてみました。11時ごろでしたが、場外市場の各通りは大勢の人でいっぱい。
その帰りに築地KYビル(晴海通りと新大橋通りの角のビル)の2階の「築地よりみち館」に寄ってみました。
加藤休ミさんが描いたお魚や貝、海老やたこなど108点が展示されています。今にも泳ぎだしそうです。
各海産物には、産地や旬の時期、おいしい食べ方などがコメントされています。
廊下に向かい側の壁には、この魚展のために書いた「マダコ」「鮭」「マダイ」「クロマグロ」の大きな絵も展示してあります。迫力がありますよ。
光と影に影響される写真では表せない、感性に訴える、よりほんものっぽい原色の魚たちがいました。
開催期間は、
「百聞は一見に如かず」、築地を訪れたついでに是非一度のぞいてみてください。入場無料です。
【参考】
ところで「ととけん」ってご存知でしたか? 「日本さかな検定」のことだそうで、「O傘(おーさん)」は知りませんでした。
今年(2010年)5月23日に「第1回日本さかな検定」が開催されました。(合格率:3級91%、2級53%だそうです。)
隣の売店には、公式ガイドブックが発売されています。 そこにはたくさんのお魚などの海産物が載っていますが、加藤休ミさんが描いたものです。
今の私たちはお肉の料理を食べる機会が多いのですが、四方を海に囲まれた日本はもともと魚食民族で、昔から旬の海産物を食べて歴史を築いてきたようです。
お魚をおいしく食べるためにも、お魚の基礎知識を増やすとよいのかもしれません。
そういった意味でも「ととけん」が、食材としての海産物の知識を増やし、お魚好きになる良いきっかけになるかもしれませんね。
この「築地よりみち館」の「魚展」のコーナーにも、「ととけん」の紹介パネルと「問題抜粋」のパネルが展示してあります。
是非検定にトライして、食材としてのお魚の「通」になってみてはいかがでしょうか。
なおこの展示が終わった後は、またもとの築地の幕末・明治のころの錦絵の展示に戻るそうです。(「O傘」の9/14のブログをご覧ください。)