周辺の高層ビル群を背景に佇む江戸大名庭園の伝統美を代表する浜離宮恩賜庭園。
木々の葉が色づき始めたこれからの季節は、かさかさと鳴る落葉を踏みしめながら都心に残された貴重な自然を楽しむことが出来る。
八代将軍吉宗ゆかりのトウカエデは既に半分ほど真っ赤に色づいているが、イロハモミジ・ハゼノキ等々の紅葉が出揃う見頃は11月下旬から12月上旬と聞く。
今の時期、花木園では秋咲きの「子福桜(コブクザクラ)」と「十月桜(ジュウガツザクラ)」が開花中。
「コブクザクラ」は一つの花に複数の実をつけることから、子宝に恵まれ幸せであるということで命名されたと云う。秋と春の二度咲く。
「ジュウガツザクラ」の由来は文字通り秋の10月頃と春の二度咲くことによると云う。
<コブクザクラ> <コブクザクラ> <ジュウガツザクラ>