12月15日~26日まで、ECO EDO 日本橋実行委員会主催、名橋「日本橋」保存会共催で、昨年に引き続き「年の瀬日本橋2010~ECO EDO 日本橋 グリーンプロジェクト~」が開催中。
太陽光、風力、水力、地熱、バイオマスなどCO2を排出しない自然エネルギーでつくられた電力「グリーン電力」の認知向上と普及拡大を目的とした経済産業省 資源エネルギー庁の「グリーン・クリスマス・ライトアップ」の活動趣旨に賛同したイベント。(全国106施設で展開中)
本イベントでは、重要文化財である「三井本館」「日本銀行本店本館」が「グリーン電力証書」を活用した緑色の照明によりライトアップされる。自然エネルギー発電を手掛ける会社から「グリーン電力証書」(グリーン電力のもつ電気自体の価値以外のもう一つの価値<=環境付加価値>を取引可能な証書<=証券>にしたもの)を購入することでプレミアムを上乗せして支払う仕組み。グリーンエネルギーに対する助成方法の一つと云う。
12月15日17:00から江戸桜通り三井本館前にて点灯式が行われ、女性5名のクラシック・ア・カペラ・グループ「AURA(アウラ)」の歌声に合わせて、歴史的建造物が幻想的なグリーンライトに照らし出された。
本イベントは「人と人、人と自然のつながりを大切にしていた江戸の人々の共生の精神を今に伝え、循環型社会を目指す」という「ECO EDO 日本橋」の理念に基づき、「残しながら、蘇らせながら、創っていく」をコンセプトに官民地元が一体となって地域の活性化と街に新たな魅力を創造する「日本橋再生計画」の活動の一環でもあるという。