歴史と伝統の漂う粋な街、人形町。
下町情緒の残る小粋な界隈は伝統工芸店や、味な老舗も多く残る。
季節ごとに開かれる、せともの市・人形市・べったら市は、今では感じることの少なくなった日本独特の暮らしの中にある季節感に触れることが出来る。
そんな人形町で見かけた地域の景観に倣ったデザインバス停。
何気ない街角シーンも改めて眺めると興味深い。
<水天宮前> <ロイヤルパークホテル前>
バスは他の公共交通機関に比べ、定時運行の保持に難があるにも拘わらず、これまで国内では街路上のバス停待合空間整備に関しては必ずしも十分とは云えず、なかには表示板のみの箇所も多い。
都交通局では平成20年より、首都東京の景観・街並みに相応しい新しいタイプの「広告付きバス停」の運用を開始(平成19年試行設置)し、だいぶ目立つようになってきた。
首都大学東京との産学連携デザインで、 ①風雨除け、大型運行系統図 ②多摩産杉材ベンチ、製作は都立工業・工芸高校生 ③LED照明、ステンレス製柱 といった特徴を有し、風雨除け部分に広告枠を設け、広告料収入により設置と維持管理費用を賄うと云う。
一般的なバス停よりも清潔感もあり、明るい雰囲気。
待ち時間のイライラ感軽減にも貢献しそう。
【広告付新バス停】 【従来型】 【アーチ型】
<リバーシティ21> <勝どき駅前> <佃二丁目>