現在の銀座は高いビルが並んでいますがその昔は高い建物ではなくモダンな店が並んでいました。
表通りにそって店は並んでいましたが建物と建物の間の裏通りは生活道路として活躍しました。
当時の道幅は1間程あり目立たない所でいろいろな物を運んでいたそうです。
現在は以前より細くなっていますが路地は今もあちこちに残されています。
わかり易い路地は晴海通りを数奇屋橋方面に向かって天賞堂のビルの手前を右に曲がります。
その角は70cm程のキューピット人形が立っています。
そして天賞堂ビルに纏わるように角の鰻屋を左に曲がると路地です。
路地を突き当たり右に曲がった所を少し歩くと宝童稲荷があります。
宝童稲荷で振り返ると路地の中のビルが良く実感できます。
路地の道は中央を低くして排水を考え、水が道路に溜まらないよう工夫されています。
これは佃・月島の路地も同じで良く考えられていると思いました。
宝童稲荷神社 銀座4-3
将軍の子息のが丈夫に育つように祀られた神社で江戸城の中にあったがこの場所に勘請して鎮座しました。
健やかな子供の成長と御利益があると伝えられています。