大寒が過ぎ、立春も間近。
浜離宮恩賜庭園にも着実に春の訪れの気配が感じられます。
菜の花畑はネットに覆われ準備中ですが、菜の花の背丈はまだ低いものの既に花を付け始めています。
梅林の開花の便りはまだですが、大手門口付近の枝垂梅(「白滝枝垂」「藤牡丹枝垂」「満月枝垂」)、お花畑脇の「八重寒紅」「甲州最小」「八重野梅」(ヤエヤバイ)、花木園の「冬至」「紅千鳥」等早咲きの梅の開花が始まっています。
冬の日差しを受け、凛として咲く蝋梅(ロウバイ:花木園内)、素心蝋梅(ソシンロウバイ:松の御茶屋近くの手洗い脇)の仄かな香りも奥ゆかしい。
サービスセンター脇の寄せ植えの福寿草も開花直前です。
この他、水仙・山茶花・冬牡丹等の季節の花も楽しめます。
<シラタキシダレ> <ヤエヤバイ> <コウシュウサイショウ>
<ヤエカンコウ> <シラタキシダレ> <フジボタンシダレ>
<マンゲツシダレ> <ヤエヤバイ> <ヤエカンコウ>
<コウシュウサイショウ> <トウジ> <ベニチドリ>
<ロウバイ> <ソシンロウバイ> <フクジュソウ>
<スイセン> <サザンカ> <フユボタン>
園には将軍の別邸であった頃、1万本の梅の木があり、馥郁たる香りが満ちたと云われている。現在は、梅林に80本、園全体で134本の梅。種類は10数種類と聞く。